本社と営業所の地域格差をなくす福利厚生

新横浜に本社を構えるアイミー株式会社様はコンタクトレンズの老舗企業。1958年の創業以来、ハードコンタクトレンズを中心に、ソフトコンタクトレンズやレンズケア用品など、幅広く商品を販売しています。大阪と福岡にも営業所がある同社では、全国の店舗で使える「まとめて福利厚生」の優待やe-ラーニングの研修が好評を得ています。さらには求職者からの反応も向上。新規人材獲得の面でも強い味方になっています。

以前は、横浜市の福祉共済や公益社団法人が提供する福利厚生サービスを利用していたというアイミー株式会社様。優待サービスは神奈川県内のなかでも、限られた一部の店舗でしか利用できず、大阪や福岡の営業所勤務の社員は利用することができませんでした。
サービスの採用を担当した宮平氏は、「『従業員100名以下でも加入できる』『月に何度も使える』『月の費用は一人あたり500円以下』『全国的に使える』という条件で検討を進めていました。提案をいただいた時に『これはピッタリだ』『私も使いたい!』と思えるサービスでした」と語ります。

「まとめて福利厚生」導入後の実際の活用内容について宮平氏は、「映画館や居酒屋、マッサージ店をはじめ、美術館やスーツ専門店、スポーツクラブなど、身近にある多彩な店舗で優待が受けられるのが嬉しいです。専用のアプリケーションから優待を手軽に検索して利用できるので、何かを買うときはアプリを使い優待を探して利用しています」と楽しそうに話します。
プライベートで利用できる優待のほか、簿記やTOEICをはじめとした資格習得に役立つコンテンツも従業員の間では人気だそう。全292講座を用意したeラーニングは、ビジネススキルや個人情報保護法など、社内研修として活用できるものや、語学学習、自己啓発など充実しており、人的、時間的リソースの限られるなか、会社として従業員の育成にも役立っています。

そのほか、導入前には想定しなかったプラスの効果もみられたといいます。「まとめて福利厚生」を導入したことで、求職者の反応も良くなったそう。「弊社は他社に比べ著しく高いお給料をだせるわけではありません。月額400円で加入できる『まとめて福利厚生』を利用して差別化することで助けられています」と宮平氏。最後は、「私自身若い時は周囲の大人から『入社時は福利厚生があるのか必ず見なさい』と言われてきましたし、福利厚生が充実しているかどうかで、その会社が人材を大切にしているか分かります。お給料や仕事内容で転職者にアピールしづらい中小企業にとって、福利厚生は人事採用の強い武器になると思いますよ」としめくくった。