雪道などで発生していた交通事故がゼロに。児童も保護者も安心できる環境を実現！

クリエイティブ・カンパニー様の4施設では計14台の車両で、日々、利用者の送迎を行っています。ドライバーは、施設スタッフである保育士や介護福祉士が兼務しているため運転技術に個人差があり、また冬季は雪の影響もあり交通事故が多く発生。車両の修理費や自動車保険料の値上がりなど経済的な負担が重くなっていたほか、何よりも利用者の安全を守るために、早急な対策が迫られていました。

そんな時に、スタッフ用のスマートフォンや『auでんき』の導入で取引のあったKDDI まとめてオフィスが『まとめてくるまティクス』をご提案。一般的なドライブレコーダーと異なり、危険運転をメールで知ることができる機能や、走行経路を把握できる機能などが決め手になり、14台すべてに導入を決定しました。石上氏は「雪で滑って車を少しぶつけたり、こすったりする小さな事故については運転者が報告しないこともあったので、スタッフの運転状況を知り、的確な指導をするために最適なシステムだと思い採用しました」と決定の経緯を説明します。

危険運転の通知機能はすぐに大きな効果を発揮します。運転中にメールが届いた運転者に対しては、帰所後、危険動画を見せて指導することで安全運転意識がみるみる向上。「自分の危険な運転を映像で見せられると言い訳はできません。気をつけて運転しようとする意識が格段に高まりました」と石上氏は導入効果を説明する。

また、スタッフによって異なっていた送迎時の走行ルートを『まとめてくるまティクス』の運転実績機能で確認。事故の多い細い脇道を通らないように指示できるようになりました。栗本氏は「以前は降雪時などに近道をして細い道を通ることがあったが、今は安全な道を選んで走ってくれるようになり、事故の予防ができるようになった」と効果を指摘します。さらに、安全運転講習会や毎月の会議で危険運転の映像を活用した指導を行った結果、かつては毎月のように発生していた事故が1件も発生しなくなりました。石上氏は「雪の時期にも事故が起こらなくなったのは驚きました。自動車保険料も下がり大変満足している」と喜びの表情を見せます。

また、『まとめてくるまティクス』の緊急通報機能で、送迎時の車両故障に素早い対応ができるようになりました。「車載機のタッチセンサーに触れるだけで車の場所を正確に伝えることができるので、すぐに代わりの車両を向かわせることができるようになった」と栗本氏は言います。さらに、「通信型レコーダー搭載」と書かれたステッカーを車両に貼ることで、路上での児童の乗降時や安全運転で速度を落としている時に後続車から煽られる危険を抑える試みも行っています。

石上氏は「『まとめてくるまティクス』には、まだ利用していない多くの機能があるので、さらに有効活用を進めて保護者のみなさんに安心してお子さんを預けていただけるよう、安心安全を一層強化していきたい」と今後の意気込みを口にします。