使い慣れた機能はそのままに
電話設備を快適にアップデート。

民生分野・産業分野における電子機器の製造を受託し、製品の企画・開発力と一貫生産体制で、お客さまの信頼を集めているコスモ電子様。本社のPBXが更新時期を迎えたことをきっかけに、内線電話化した携帯電話も含めた音声通話環境の全面刷新を検討。長年使い慣れた電話システムの基本機能を維持しつつ、使いやすさを高め、運用管理負担を軽減するために、「KDDI ビジネスコールダイレクト」「KDDI 光ダイレクト」を導入。使い方を大きく変えることなく利便性をさらに向上させ、大幅なコスト削減も実現した。

コスモ電子様では、約10年前から社員に携帯電話を貸与し、内線電話として活用する電話システムを導入していた。村山様は「管理職や各部リーダーなど約100名に携帯電話を貸与していましたが、PBX機能に依存した内線電話システムであったため、転送に時間がかかるなど、さまざまな課題が生じていました。そこで、PBXが更新時期を迎えたことをきっかけに、通信キャリア各社に音声通話環境の見直しを相談しました。当社が求めていたのは、携帯電話の内線利用を継続しつつ、老朽化した設備を刷新し、転送の課題などを改善できる方法です。KDDI まとめてオフィスは、我々のこうした要求に粘り強く対応してくれ、大幅な通信料のコストダウンも見込めたことから、音声通話環境の全面刷新を依頼しました」と経緯を説明する。

コスモ電子様では、固定電話を「KDDI 光ダイレクト」に替えるとともに、携帯電話の内線電話化システムを「KDDI ビジネスコールダイレクト」に変更。村山様は「タイムラグが発生していた固定電話から携帯電話への内線転送や、携帯電話からの外線発信が素早く快適に行えるようになりました。さらに、課題のひとつだった通話料も、通話かけ放題のプランにすることで、毎月のトータルコストを大幅に削減できました」と効果を説明する。
また、携帯電話の追加導入時に必要だったPBX工事が不要になるなど、管理負担も大きく低減できた。堀川様は「端末を導入するたびに工事を手配し、納期も2〜3週間かかっていましたが、今は『KDDI ビジネスコールダイレクト』のセルフページで新しい内線番号を指定することで、KDDI まとめてオフィスが携帯電話を納品してくれた直後から内線が利用可能となり、大変助かっています」と話す。

また、業務の中で使用されてきたさまざまな電話機能も新システムに移行。設備をアップデートしつつ、従来と変わらない電話環境を実現した。堀川様は「携帯電話から構内放送ができるしくみも無理を言って対応してもらいました。さらに、従来は固定電話機でしか設定できなかった着信の自動転送を、社外からリモートで行えるよう機能アップしてもらいました。設備点検のための全停電の際には転送設定が不可欠ですし、事故や自然災害が発生したときは、会社へ行かなくても転送設定が可能になりBCP対策の強化にもつながりました」と言う。
村山様は「昨今はスマートフォンへの移行を提案されることが多いのですが、我々のような製造現場では、落としたときの破損リスクや、ポケットに出し入れしやすいサイズ感から、フィーチャーフォンが適しています。KDDI まとめてオフィスはそうした我々の思いに応え、親身にサポートしてくれるので大変感謝しています」と語る。

コスモ電子様の音声通話環境のイメージ