固定電話から Google Pixel へ。
内線化でコミュニケーションを効率化。

株式会社エコー様は、港湾・海岸・空港・河川などの幅広い水域をフィールドとする、総合建設コンサルタント企業。計画・調査・解析・設計・維持管理といったサービスを一貫して提供し、社会資本の整備や環境保全に貢献している。また、DX技術の活用や再生可能エネルギー、ブルーカーボン研究にも注力し、技術の高度化と業務の効率化を推進している。近年の働き方の多様化に伴い、社内の固定電話を削減し、スマートフォンを内線化する方針を決定。これにより、業務の効率化と社内コミュニケーションの向上を図るため、「KDDI 光ダイレクト」と「KDDI ビジネスコールダイレクト」を導入し、全社員に「 Google Pixel 」スマートフォンを支給。その結果、業務負担の軽減や業務連携の強化を実現した。

エコー様では、従来より固定電話を中心に利用していた。その中で、在宅などのリモートワークといった働き方の多様化により、電話の取次作業に大きな負担がかかっていた。そこで固定電話を削減し、通話システムとスマートフォンを利用した内線化を検討していた。導入にあたっては、コスト面だけでなく通話品質の高さも重視していた。クラウドPBXの導入も検討していたが、品質低下の懸念があり、より安定した通信環境を提供するKDDIのソリューションを選択。またデバイスにおいては、以前使用していたスマートフォンの性能が低く、スペック面も判断の軸となっていた。小野様は「導入にあたって、いくつかデモ機を支給いただいた。比較検討していく中で、 Google Pixel が性能面で優れており、これであれば安心できると判断しました」と話している。

快適な通話環境を実現することで、 Google Pixel での通話はもちろんのこと、現場の調査業務においても活用されている。例えば、ドローンを操作するアプリなど、従来のスマートフォンでは対応できなかった高負荷なアプリも問題なく使用可能になっている。また、遠隔臨場にも活用されており、従来の端末では画質の乱れや動作の遅延が発生していたが、高い通信品質と Google Pixel のカメラ性能により、遠隔による安全管理がより円滑に行えるようになった。さらに潮の満ち引きや航路情報など、自社に合った専門的なアプリも豊富なため、現場業務で重宝されている。

エコー様では、従来より Google アカウントを利用しており、Microsoft 365 with KDDIが使用できることも決め手になった。 Google Pixel の利点について石本様は「他社のスマートフォンと比べて、Google のスタンダードな機能が備わっており、反対に余計なアプリケーションが入っていない点がメリットです。さらにソフトウェアアップデートによって、支給時よりも機能や性能が上がって使いやすくなるのも嬉しい点」と話している。また、Android Enterprise を含むMDMを活用することで、不要なアプリのインストールを制限し、セキュリティを確保。管理画面からデバイスフリート全体で一括管理できるため、IT部門の運用負担も軽減され、スムーズなデバイス管理が可能になった。

エコー様の通話環境・Google Pixel の活用イメージ