ホームThink with magazineデバイス
スマホとタブレットの違いと使い分け方は?使い分けるメリットも解説

スマホとタブレットの違いと使い分け方は?使い分けるメリットも解説

2023年09月29日掲載(2023年12月13日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

スマホとタブレットの違いと使い分け方は?使い分けるメリットも解説

近年、スマホ(スマートフォン)とタブレットの併用が増え、それぞれの特徴を活かした使い分けが注目されています。スマホは手軽なサイズで持ち運びやすく、一方のタブレットは広大なタッチスクリーンで作業が快適に行えます。

当記事では、スマホとタブレットの違いや使い分け方、使い分けるメリットについて解説します。大きさ、通話機能の有無、月額料金など各デバイスの特性をまとめているため、ニーズにあわせて使い分けたいと考えている方は、ぜひお役立てください。

KDDI まとめてオフィスが、ビジネス用の各種デバイスと関連サービス・ソリューションをワンストップでご提供します

1.スマホとタブレットの違いは?

近年では、スマホと一緒にタブレットを持ち、使い分けている人が増えています。

スマホとは「スマートフォン」の略語で、パソコン(PC)の機能を持った携帯電話のことです。webサイトを閲覧したり、アプリケーションを追加して自分好みにカスタマイズしたりすることができます。タブレットは、タッチ式で操作する、板状の情報端末のことです。スマホと同様に、パソコンの機能を持っているため「タブレットPC」「タブレット端末」とも呼ばれています。

ここでは、タブレットを購入するか検討しており、それぞれどう違うのか疑問に感じている方に向けて、両者の違いを紹介します。

 

1-1.大きさ

スマホとタブレットは、それぞれ大きさが異なります。スマホの大きさは5インチ〜6.5インチ程度のモデルが一般的であるのに対し、タブレットは7〜13インチ程度が多いです。

スマホは、日常的に持ち歩くのに便利な大きさです。タブレットはスマホよりも大きいですが、ノートパソコンよりは小さいためバッグに入れて気軽に持ち運べます。

タブレットは画面が大きいため、タッチ操作がしやすいのが特徴です。ビジネス書を電子書籍で読んだり、設計書やイメージ図、イラストを描いたりするときは、タブレットを使うとよいでしょう。

 

1-2.電話機能の有無

スマホは電話機能がありますが、多くのタブレットには電話機能が付いていません。ただし、通話アプリを利用すればタブレットでの通話も可能です。

また、電話機能を搭載したタブレットも存在します。電話機能のある機種の場合は、音声通話回線の契約をして番号を取得することで通話が可能です。

 

1-3.月額料金

スマホの場合、通話やデータ通信などに関して月額料金が発生します。一方タブレットは、スマホとのテザリングで通信できるため、月額料金は無料です。端末代を払ってしまえば維持費がかからないことは、タブレットのメリットであると言えます。

なお、タブレットであってもSIMカードを入れてデータ通信を行う場合は、月額通信料が発生します。ただし、通話料がかからないデータ通信専用のSIMカードにすれば、スマホの月額利用料金より安価に抑えることが可能です。

 

2.スマホとタブレットを使い分けるメリット

スマホとタブレットでは、それぞれ得意とする分野が異なります。場面に応じて両者を使い分けることで、さまざまなメリットが得られるでしょう。

ここでは、スマホとタブレットを使い分けることによる主なメリットを解説します。

 

2-1.作業効率が上がる

スマホは、軽量でコンパクトであるため、持ち運びしやすいことがメリットです。一方PCタブレットは、画面が大きいため作業をしやすい点が魅力です。

こまめに連絡を取りたいときや目的地の地図を調べたいとき、写真を取りたいときなどは、すぐに取り出せるスマホが重宝します。カフェや家などで集中して作業したい場合は、大きな画面のタブレットが便利です。

このように、利用目的にあわせてデバイスを選ぶことで、余計な時間やストレスを軽減でき生産性が上がります。またスマホで情報を検索し、タブレットで執筆するなど、2つの機器を組み合わせて業務の効率化を図ることも可能です。

 

2-2.タブレットでネットが利用できる

タブレットは、基本的にWi-Fi接続によってデータ通信を行うか、SIMカードを挿入しタブレット単体でデータ通信を行うかの、2通りの通信手段があります。前者の場合、Wi-Fi環境のない外出先などでは、タブレットをインターネットに繋ぐことができません。

しかし、スマホとタブレットを一緒に持っていれば、スマホのテザリング機能が使えます。テザリングをすれば、SIMカードのないタブレットであってもオンラインに接続することが可能です。ただし、テザリングをするとその分スマホの通信量は増える他、電池の消耗も激しくなる点に注意しましょう。

また、テザリング機能を利用する場合、先述のとおりスマホの通信量が大幅に増加します。そのため月額のデータ通信プランは、通信量の上限設定がないものを選択することをおすすめします。

 

2-3.端末同士で情報を共有できる

スマホとタブレットは、同じアカウントでのログインが可能です。そのため、端末同士で情報を共有できます。

例えば、タブレットで作成していたドキュメントファイルを移動中にスマホで閲覧して確認できます。スマホで下書きしておいた文章を、タブレットで丁寧に仕上げることも可能です。またプライベートシーンでは、電子書籍やゲームなどのアカウントの共有も可能です。家では作業しやすいタブレット、外出時は軽量なスマホ、と便利に使えます。

 

3.スマホとタブレットの使い分け方

タブレットとスマホを用途にあわせて使い分けると、それぞれの苦手とする部分を補完して、さらに利便性を向上できるでしょう。

ここでは「スマホメインで使うとき」「タブレットメインで使うとき」「両方同時に使うとき」の3パターンに分けて活用法を解説します。

 

3-1.スマホをメインで使うとき

連絡をこまめに取る場面では、スマホをメインで使うのがおすすめです。スマホは持ち運びしやすいサイズであるため、メールなどが届いたときにその場で確認して返信できます。またスマホは通話機能があるため、メールで分からないことがあったときはすぐに通話で確認できます。タブレットにも通話機能を付けることができますが、片手で持てるスマホのほうが使いやすいでしょう。

スマホとタブレットのデータを共有しておけば、タブレットで作成した資料などを閲覧できます。外出時の荷物を最小限にしたいときは、家にタブレットを置いてスマホのみでの対応も可能です。

 

3-2.タブレットをメインで使うとき

タブレットをメインで使う場面としては、資料作成が挙げられます。タブレットはスマホよりも画面サイズが大きいため、作業がしやすく効率的です。タブレットはノートパソコンよりもコンパクトなため、外出時に持ち歩いて作業しやすいでしょう。またタブレットとプロジェクターを繋げば、作成した資料をプロジェクターに映して、そのまま発表することもできます。

プレゼンテーション資料だけでなく、長文のレポート作成などでもタブレットが便利です。タブレットは外部キーボードを接続できるため、画面をフルに使って文字を入力できます。またメモを取る際やイラストを作成する際は、タッチペンを使うことで紙に書いているような感覚を味わえます。

タブレットは電子書籍が読みやすいサイズであるため、営業などでカタログを顧客に紹介する際も便利です。あらかじめタブレットにカタログ内容やプレゼン資料を保存しておけば、重い紙媒体を持ち運ぶ必要がありません。

 

3-3.スマホとタブレットどちらも同時に使うとき

スマホとタブレットを同時に使うシーンも多くあります。例えば、仕事の取引先や上司との連絡時に、タブレットで資料を確認しながらスマホで通話するといった場面です。また、通話中や動画視聴中にメモを取りたいときも、タブレットがあればスマートに対応できます。

また、スマホを個人用、タブレットを共有端末として使い分ける活用方法もあります。スマホは社員一人ひとりが業務に必要な連絡先を登録したり、お客さまとやり取りしたメッセージや極秘のプロジェクトに関する情報が記録されていたりするため、他の社員と共有することは困難です。

例えば、「お客さま先を訪問する際にのみ利用する」といったルールを設けて、タブレットを共有端末にすれば、必要な情報のみを同期できるため、プライバシーや機密情報を守りつつ資料や電子書籍や、動画コンテンツなどを共有できます。

 

まとめ

スマホは携帯電話機能があり、タブレットは大きなタッチスクリーンで操作できる点が特徴です。大きさはスマホが5-6.5インチ・タブレットが7-13インチで、スマホは通話やデータ通信に月額料金発生する一方、タブレットはテザリングにより通信料無料で利用することも可能となっています。

スマホとタブレットを使い分けるメリットは、作業効率向上や情報共有などがあります。使い方としては、スマホは「連絡」、タブレットは「作業」をメインとして使うのがおすすめです。スマホとタブレットの両方を同時に使う場合は、アカウント情報(個人認証情報)の共有をすることで便利に使えます。

KDDI まとめてオフィスにおまかせください

ご紹介した商品・ソリューション

※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。