ホームThink with magazineデバイス
タブレットのメリットはビジネスでこそ発揮!導入する企業も増加中

タブレットのメリットはビジネスでこそ発揮!導入する企業も増加中

2021年10月04日掲載(2024年08月14日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

タブレットを使って説明している様子

デジタル技術の向上とともに、ビジネスシーンでタブレットを使うケースが増えています。スマートフォンだけではなく、タブレットの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。今回は、タブレットの基礎的な知識から、ビジネスで使うメリットまで解説します。自社に適したタブレット導入の参考になるので、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

スマートフォン、パソコン、タブレットの導入なら、KDDI まとめてオフィスにおまかせください

タブレットについて

「タブレット」は、タブレット型端末の略語です。ここでは、どのような種類があるのかなど、基本的なことをおさらいします。

タブレットとは

タブレットは、A4サイズからB6サイズほどの板状タッチ式デジタル機器です。スマートフォンのように通話ができたり、パソコンの基礎的な機能が備わっていたりします。高性能でさまざまな用途に使える便利なデバイスです。キーボードやマウスを外付けしてパソコンのように操作することも可能ですが、タッチパネルのみで操作できることが大きな特徴になります。

OSによって種類が違う

タブレットは、搭載されているオペレーティングシステム(OS)によって違いがあります。タブレットのOSは、「iOS」「Android」「Windows」です。ここでは、それぞれのOSを搭載したタブレットを紹介します。

iOSを搭載

iOSが搭載されたタブレットは、アップル社が開発し提供するiPadシリーズが代表です。デザイン性が良くて、直感的に操作できることが特徴であり、知名度も高く人気もあります。iPhoneやiMacなど、同じOSを搭載したデバイスを導入している企業におすすめです。

Androidを搭載

Androidを搭載したタブレットは、通称で「Android タブレット」と呼ばれていて、Googleが開発したAndroid OSを搭載しています。タブレットではポピュラーなOSであるため、多種多様なモデルがラインナップされており、どの企業にでもおすすめできます。また、iOS搭載のタブレットは同一OSを搭載した機器との連携に特化していますが、Android OSはさまざまな外部機器との互換性という面で優れています。

Windowsを搭載

Windows搭載のタブレットは、一部を除いてフルバージョンのWindowsが搭載されています。パソコンを中心に最も利用されているOSで、タブレットの初心者であってもパソコンでWordや表計算ソフト、Excelなどを使ったことがある方なら、抵抗なく使えるのが特徴です。

通信方式は2つ

タブレットの通信方法は主に、「Wi-Fi」と「LTE」の2つです。ここでは、それぞれについて解説します。

社内だけの利用ならWi-Fi

Wi-Fiは、無線LANの1つに分類される通信方法です。Wi-Fi スポットがあれば、どこでも通信可能なため、社内で利用するのに適しています。インターネット回線の利用料は必要ですが、複数台の端末を1つの無線LANで接続できるため、経費の削減が可能です。ただし、Wi-Fi圏外で利用するためには、データ通信端末が別に必要となり、営業などの外回りが多い従業員を多く抱える企業では、その分の通信料が別途発生します。

機動的な利用ならLTE

LTEは、携帯電話用の通信回線規格であり、「Long Term Evolution」の略語です。携帯電話がつながるエリアならどこでも利用可能です。機動的に利用できるため、営業や現場作業などでの使用に適しています。データ通信の利用量に応じて、データ通信費が発生するため、経費を抑えるのであれば法人契約の定額サービスなどの検討をおすすめします。

まずはKDDI まとめてオフィスにご相談ください

ビジネスで使用するタブレットのメリット

タブレットをビジネスシーンで利用すれば、たくさんのメリットがあります。ここでは、代表的なメリットを5つ紹介します。

ペーパーレス化の推進

タブレットを導入すれば、ペーパーレス化の推進が可能です。営業資料や会議資料、従業員教育資料など全てを電子化しタブレットから確認できます。印刷してクリップで留める、使い終った紙の資料を保管するなどの手間がかからなくなります。印刷用の紙やインクなどの経費がかからなくなるため、経費削減が可能となり、地球環境にも優しくなるのです。

スキマ時間の活用

タブレットを常に持ち歩けば、スキマ時間を無駄にすることがありません。商談の待ち時間や移動時間などスキマ時間は意外とたくさんあるものです。従業員にタブレットを配備する際には、これまで有効に活用できなかったスキマ時間に、メールチェックやファイルチェック、スケジュールの調整など、短時間でできる作業を組み込むように併せて指導しましょう。従業員一人ひとりがスキマ時間を賢く活用すれば、企業全体の業務効率向上につながります。

身軽に営業できる

営業職にタブレットを貸与すれば紙の資料は不要となります。顧客情報や機密情報が入った紙媒体を持ち歩く必要がないため、紛失リスクも軽減され安心です。タブレットひとつで身軽に営業活動ができて、万一お客さま先に提案資料などを持参し忘れても、外出先でダウンロードができます。クラウドや社内イントラへ接続できる環境を合わせて整える必要があることに注意しましょう。あらゆる資料や情報をタブレット1台で駆使できるため、営業効率を高めることが可能です。

プレゼンテーションに役立つ

タブレットを活用すれば、インパクトのある商談やプレゼンテーションが可能です。動画や音楽をプレゼンテーションに加えることができるため、商品や商材の特徴を伝えやすくなります。エンドユーザーの声を聞かせることも効果的です。実際のプレゼンテーションを録画しておけば、社員教育や営業ノウハウの継承に役立ちます。

場所を選ばずミーティングに参加できる

タブレットはスマートフォンよりも画面が大きいため、オンラインミーティングやテレビ会議で共有された資料を見る場合などに役立ちます。また、画面が大きいことで相手のリアクションや表情が読み取りやすくなりますので、社外のお客さまなどと出先で顔を合わせてWeb会議をする場合は、スマートフォンよりもタブレットがおすすめです。場所にしばられないオンラインミーティングやテレビ会議を仕事にうまく組み込むことで、出社にかかる従業員の労力や、残業にかかる費用を削減する効果も見込めます。

まずはKDDI まとめてオフィスにご相談ください

ビジネスで使用するタブレットのデメリット

ビジネスで使用するタブレットには多くのメリットがあることを解説しました。しかし、デメリットもあるためここで解説します。

パソコンよりも作業効率は低い

タブレットは、パソコンよりも作業効率が低いため、複数のウィンドウを開けば快適な作業は難しくなります。資料作りなども効率が悪くなり、従業員のストレスになる可能性もあるのです。通常作業は効率の良いパソコンを使わせるようにしましょう。

ハイスペックな作業は難しい

タブレットでは、ハイスペックな作業は難しくなります。メモリの容量をたくさん使うような画像の編集や動画の編集作業などには向いていません。メモリを多く使うことで動作が遅くなることもあるので、従業員へタブレットを貸与する際には説明をし、理解させておくことが大切です。

長時間の使用は疲れる

タブレットは、パソコンよりも軽量ですが、その分画面サイズが小さいです。長時間画面をみてタブレットで作業することは、姿勢の悪化や眼精疲労などによる作業効率低下も懸念されます。長時間の作業にはPCを利用し、必要に応じて最適なシーンでタブレットを活用するようにしましょう。また、長時間の持ち運びや作業においては、バッテリーがもたなくなるケースもあるため、出先などでいざ使いたい時にバッテリーが足りない。といったことにならないよう、従業員が注意を払うように指導しておきましょう。

まずはKDDI まとめてオフィスにご相談ください

ビジネスで役立つタブレットの使い方

タブレットの活用方法は使う人によって千差万別です。ここでは、ビジネスで役立つタブレットの使い方の一例を解説します。

会議で使って効率化

会議に積極的にタブレットを使うことをおすすめします。会議でタブレットを使うことの最大のメリットは、効率化です。自席のPCをいちいち会議室まで持っていくための労力(セキュリティの鍵を外す、充電ケーブルや有線LANを抜き差しするなど)が不要になります。時間になれば、タブレットをさっと抱えて、会議スペースへ移動すればいいのです。それだけのことかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、日に何度も会議が入る場合、このひと手間が煩雑だと感じる方は少なくありません。また、タブレットを使いクラウド経由で会議前にレジュメや資料を共有したり、会議後の議事録を共有することも可能です。これにより、事前・事後に紙で資料を印刷する。印刷されたものを参加者へ配布するといった、人的コストの削減と、ペーパーレス化も実現します。参加メンバー側も、タブレット1台で事前・事後の資料に目を通すことができるので、紙資料の管理をせずに済みます。このような共有のスムーズ化は、時間短縮にもつながるでしょう。コロナ禍以降普及が進むWeb会議ももちろんタブレット1台で行うことができます。

スケジュール管理で活用

タブレットはスケジュール管理にも活用できます。例えば、Google Workspace のカレンダー機能をPCで利用している場合、同一アカウントでタブレットからログインすれば、普段PCで実施しているスケジュール管理を、タブレット側でも実施できるようになります。社内外のどこにいても、タブレット1台でほか従業員のスケジュールの確認や、会議のセッティング、個人的なタスク管理など、さまざまな機能を利用できるのです。スケジュールは日毎・週毎・月毎・年毎に画面を切り替えられるので、短期スパンから長期スパンまでスケジュールを組み込めます。アラーム機能を併用すれば、組み込んでおいた予定を忘れるといったこともなくなるでしょう。

関連サービス Google Workspace™

サブデバイスとして活用

タブレットはサブデバイスとしてさまざまなシーンで活用できます。先述のとおり、外出先でのスキマ時間における活用や、商談時のツールとしての活用、デュアルディスプレイとしての活用などがあります。ほかにも、飲食店やイベント会場などでタブレットを決済用端末として活用するようなシーンも珍しくなくなってきました。

ビジネスで求められるタブレットの性能

ビジネスで求められるタブレットの性能は、一般で使用されるものと違いがあるため、ここで解説します。

耐衝撃性・防塵性・ウェットタッチ

タブレットの耐衝撃性が高ければ、万一端末内にのみ保存していたデータがあった場合にも、落下などの衝撃によりデータを消失するリスクを軽減できます。建築現場や土木工事現場、工場などで使用する場合は、防塵機能があるとさらに安心です。手が濡れていても操作できるウェットタッチ機能を備えたタッチパネルであれば、なお便利に使用できます。タブレットの導入時には自社に必要な性能のチェックが大切です。

防水・耐薬品性

ビジネス向けタブレットは、複数の人間が触る場合もあるため、耐薬品性の高いものを選びましょう。耐薬品性があれば感染対策のため、アルコールで拭き取っても問題が起こりません。屋外で使用するタブレットには、防水性が不可欠です。

セキュリティの高さ

ビジネスで使うタブレットは、高いセキュリティが求められます。ウイルス対策や情報漏洩防止対策が必要です。フリーWi-Fiは避けて、モバイルWi-FiかLTEを使用しましょう。盗難や紛失などに備えて、遠隔でロックやデータ削除のできるサービスを利用することも必要です。また、社内のシステムへタブレットからもセキュアに接続できる環境を構築しましょう。クラウドサービスなどを賢く使えば、管理者の負荷軽減をしつつセキュリティを担保することも可能です。

充電機能の充実

ビジネス用のタブレットは、大容量の充電機能が必要です。長時間使用しても充電切れにならなければ、営業やプレゼンテーションに役立ちます。万が一に備えて急速充電できる機能や予備のバッテリーも検討しましょう。

事業者のサポート

タブレットの性能ではありませんが、事業者のサポート体制の確認も大事です。タブレットの故障や紛失などに、対応してくれる事業者でなければ、安心して運用できません。タブレット機能設定やアプリケーション利用の制限設定などの作業を事業者がサポートしてくれれば、導入時の混乱を避けられます。

まずはKDDI まとめてオフィスにご相談ください

LTE/5G対応の「タブレットPC」も検討しよう

タブレットPCとは、タッチパネルが搭載されていて、マウスやキーボードの代わりにペンや指で入力するタイプのパソコンです。もちろん外部機器のキーボードなどをプラスして使うこともできますが、1台でも快適に利用できます。SIMが内蔵されているため、LTEや5Gに常時接続して、タブレットPCを起動後すぐにネットワークにアクセスができ、即時作業が開始できます。スマートフォンのような手軽さと併せ、無料Wi-Fiスポットへ接続することによるセキュリティリスクも回避できます。

社外でWi-Fi接続する場合は別にデータ通信用のWi-Fiルータを持ち歩く必要がありますが、「タブレットPC」であれば、これ1台で通信ができるため、端末管理の手間も軽減されますし、外回りの際にうっかりルータを忘れた。ルータ側の充電を忘れていたので接続できない。といったトラブルもなくなります。なにより、実際に利用する従業員は煩雑さから解放され、さらにビジネスがスムーズになることでしょう。

まとめ

タブレットをビジネスに導入することにより、多くのメリットを享受できます。会社の用途に応じてWi-FiタイプとLTEタイプを使い分けましょう。また、具体的にどのようなシーンで従業員に使ってほしいのかをあらかじめ想定したうえで導入することをおすすめします。社内システムと連携させることで、用途はさらに広がります。

最新のタブレット導入をきっかけに、IT化推進、ひいては企業DX実現に向けた第一歩を踏み出すことができます。導入に際しては、端末や通信環境だけではなく、セキュリティやクラウドサービス、オフィスまわりの全てをまとめて任せることができる事業者を選ぶことがポイントになります。

タブレット導入をお考えであれば、「KDDI まとめてオフィス」をぜひご検討ください。タブレットをはじめ、お客さま企業の課題を解決する最適なご提案が可能です。

KDDI まとめてオフィスにおまかせください

ご紹介した商品・ソリューション

※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。