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Windows 10のサポート終了はいつ?2025年以降の対策

Windows 10のサポート終了はいつ?2025年以降の対策

2023年01月24日掲載(2024年02月15日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

Windows 10のサポート終了はいつ?2025年以降の対策

Windows 10のサポートは、2025年10月14日で終了する予定のため、Windows 11へのアップグレードについて悩んでいる経営者の方やご担当者も多いでしょう。今回は、そのような方へ向けて、Windows 10のサポート終了やWindows 11へ移行する際のポイントなどを解説します。自社にとって最適な選択をするために、ぜひ参考にしてください。

2025年 10月終了

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1. Windows 10サポート終了の概要

Windows 10サポート終了の概要

2021年10月5日に、Windows 10の後継にあたる最新のOSとしてWindows 11がリリースされました。その後すぐにWindows 10を利用できなくなったわけではなく、2025年10月14日にサポートが終了すると公表されています。

Windows 10はWindows 11へ無償でアップグレードできるものの、パソコン(PC)によっては要件に合わない場合もあります。また、PCに独自のシステムやアプリケーションをインストールして利用している企業や団体もあるでしょう。

WindowsのOSを適切に使用しつづけるためには、Windows 11への移行について計画的に取り組む必要があります。ここでは、Windows 10のサポート終了の概要とともに、終了日までサポートを受けるための要件を解説します。

1-1. サポート終了とは

マイクロソフトが提供しているサポートとは、いわゆる保守のことです。サポートは、マイクロソフトが責任をもってWindowsのOSの機能を改善したり、不具合やセキュリティの脆弱性に対応したりすることを意味しています。

サポートが終了してもWindows 10は使用できますが、その後で発生した問題にはマイクロソフトに対応を求められなくなります。問題が生じて業務に影響が出ても、自分たちの責任で対処しなければなりません。サポートがなくても困らないと考えている人は注意が必要です。アップグレードは無償で行えるため、早めに移行の計画を立てましょう。

1-2. 期限までサポートを受けられる要件

Windows 10のサポートが終了するのは2025年10月14日ですが、バージョンによってはそれ以前にサポートが終了する場合もあるため注意が必要です。Windows 10を利用しているなら、バージョンとサポート終了日について必ず確認しておきましょう。具体的なサポート終了日については、以下で解説します。

1-3. バージョンごとのサポート終了日

Windows 10のバージョンによって、サポート終了日はそれぞれ異なります。バージョンによってはすでにサポートが終了しているものもあるため、気づいた時点で早急に対策を講じる必要があります。Windows 10のバージョンとサポート終了日をまとめると、以下のとおりです。

・HomeおよびPRO:2025年10月14日
・Version 20H2  :2022年5月10日
・Version 21H1  :2022年12月13日
・Version 21H2  :2023年6月13日
・Version 22H2  :2025年10月14日

・Windows 10 Enterpriseおよび Education:2025年10月14日
・Version 20H2  :2023年5月9日
・Version 21H1  :2022年12月13日
・Version 21H2  :2024年6月11日
・Version 22H2  :2025年10月14日

バージョンが古い場合、新しいバージョンにアップデートをすれば、2025年10月14日までサポートを受けられます。最新のバージョンになっていないなら、すぐにアップデートを行いましょう。

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2. サポート終了がもたらす影響とリスク

サポートの終了後も、そのままWindows 10を使いつづけると、さまざまな影響やリスクがあります。ここでは、影響やリスクについて具体的に解説します。

2-1. レガシーシステムになるかもしれない

レガシーシステムとは、複雑化・肥大化・ブラックボックス化といった課題により、最新技術を適用するのが難しい状態にあるシステムのことです。OSをWindows 11へアップグレードできていない場合、レガシーシステムになるおそれがあります。そのような状態に陥らないようにするには、なるべく早めにアップグレードを実行する必要があります。

2-2. バージョンが古いと期限までサポートを受けられない

Windows 10のバージョンが古いとサポートを受けられない可能性があるため、注意が必要です。バージョンは以下の手順で確認しましょう。

1.「スタートボタン」をクリックする
2.「設定」をクリックする
3.「システム」をクリックする
4.「バージョン情報」をクリックする

自動更新を無効にしていなければ、基本的には最新のバージョンになっています。社内で古いバージョンと新しいバージョンが混在している場合もあるため注意しましょう。

サポートの対象にならないPCはウイルスに感染しやすいため、社内のセキュリティリスクが大きくなります。たとえば、個人情報や機密情報を第三者に盗まれたり、暗号化されたりするリスクがあるため、気をつける必要があります。

2-3. サポート終了後のアップグレードは自己責任

Windows 10を利用している場合、サポートが終了した後にWindows 11へアップグレードすることも可能です。しかし、サポートの終了後は何らかの問題が生じるおそれもあり、その場合はマイクロフトに対して責任を追求できません。自己責任でアップグレードする必要があるため、Windows 11へのアップグレードはWindows 10のサポートが終了する前に行ったほうがよいでしょう。

3. 2025年のWindows 10のサポート終了に備えた対策方法

2025年のWindows 10のサポート終了に備えた対策方法

2025年に迫るWindows 10のサポート終了は、多くのユーザーにとって影響があります。この変化に対応し、セキュリティや機能の維持を確保するためには、事前の対策が必要です。以下では、Windows 10のサポート終了に向けて考慮すべき主要な対策方法について解説します。

3-1. 現在のWindows 10のバージョンを確認する

2025年に予定されているWindows 10のサポート終了に備えるためには、まず現在使用しているWindows 10のバージョンを確認することが大切です。これにより、自身のデバイスが最新のセキュリティ更新を受けているか、またWindows 11へのアップグレードが可能かどうかを把握できます。Windows 10のサポートは2025年10月14日まで続くため、この日付までは最新バージョンに更新することでセキュリティサポートを受けられます。

しかし、Windows 11への無償アップグレード期限が終了した後は、アップグレードに費用が発生する可能性があります。そのため、サポート終了前に無償アップグレードを行うことが経済的にも有効な対策となるでしょう。

3-2. ほかのOSへの移行を検討する

あまり多くはないかもしれませんが、2025年のWindows 10サポート終了に備えて、ほかのオペレーティングシステム(OS)への移行を検討することも1つの手段です。Linux、macOS、ChromeOSなど、Windows以外にも多様なOSがあり、それぞれが独自の機能や利点を持っています。サービス終了を契機として、これらの代替OSに移行することは、新たな技術環境への適応を促すいい機会になるかもしれません。

しかし、OSを変更するにはいくつかの注意点があります。まず、新しいOSでは、これまでWindowsで使用していた特定のアプリケーションやサービスが利用できなくなる可能性があります。特に、特定の業務用ソフトウェアやカスタムアプリケーションは、新しいOSに対応していない場合があります。また、ユーザーインターフェースや操作方法が異なるため、ユーザー教育や慣れるための時間が必要になるでしょう。

これらの要因を総合的に考慮し、組織や個人のニーズに最も適したOSを選択することが重要です。代替OSへの移行は、短期間で行えるものではなく、計画的な準備と段階的な実施が求められます。

3-3. 仮想デスクトップを利用する

2025年のWindows 10サポート終了に備えて、Windows 11への直接アップグレードが難しい場合、仮想デスクトップの利用が有効な対策方法の1つとなります。仮想デスクトップとは、物理的なコンピュータ上に複数の独立したデスクトップ環境を仮想的に作成し、それぞれ異なるOSやアプリケーションを実行できる技術です。この方法を用いることで、既存のハードウェア上にWindows 11やほかの最新OSを導入し、同時に旧バージョンのWindowsを稼働させることが可能になります。

仮想デスクトップの大きな強みは、セキュリティ面にあります。各仮想デスクトップは互いに隔離されており、1つの環境で問題が発生してもほかの環境には影響が及ばないため、リスクの分散が可能です。さらに、セキュリティアップデートやパッチの適用も、個々のデスクトップ環境ごとに管理できるため、より柔軟かつ効果的なセキュリティ対策が実施できます。

仮想デスクトップは、特にITリソースが限られている中小企業や、新しい技術への移行に時間が必要な大企業にとって、移行期間の延長や段階的な移行計画の実施などに役立ちます。ただし、仮想デスクトップ環境の設定と管理には専門的な知識が必要であり、インフラの準備や維持管理にコストがかかる点に注意しましょう。

3-4. Windows 11にアップグレードする

もっとも推奨されるのは、Windows 10からWindows 11へのアップグレードであり、サポートの継続とセキュリティリスクの軽減に直結するため、理想的な選択と言えます。Windows 11にアップグレードすることで、最新のセキュリティアップデートや機能改善を継続的に受けられるようになり、長期的なIT環境の安定性と安全性が保たれます。

一方で、Windows 11へのアップグレードにはいくつかの要件があります。特に、ハードウェア要件(プロセッサ、メモリ、ストレージ...など)、現在使用しているデバイスがWindows 11のシステム要件を満たしているかを確認する必要があります。

アップグレードの前には、システム要件の確認とともに、必要なデータのバックアップやアプリケーションの互換性のチェックなどを行うことが推奨されます。

4. Windows 10の拡張セキュリティ更新プログラムの提供がある

Micosoftでは、基本的にWindows 11への移行を強く推奨しています。しかし期限までにアップグレードできないケースに備えて、Windows 10のESU(拡張セキュリティ更新プログラム)の有償提供を発表しました。

ここではESUの概要や対象について解説します。

4-1. ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)の概要

Microsoftの拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)は、Windowsのサポート終了後もセキュリティ更新を継続的に受けられる有償サービスです。ESUは、Windows 10やそれ以前のバージョンにおいて、移行期間の延長を図ることを目的としています。特に、Windows 11への移行が完了していない企業や組織にとって重要なオプションとなるでしょう。

ESUは最長で3年間、年間サブスクリプションの形で提供され、契約した組織はWindows 10デバイスに対してセキュリティ更新を毎月受け取れます。しかしESUは、新機能の追加、セキュリティ以外のバグ修正、デザイン変更のリクエストなどはできず、セキュリティ更新に限定されています。

なお、Microsoftのクラウドサービスである「Windows 365」を利用している場合、追加費用なしでESUが提供されます。この点は特に、クラウドを活用する組織にとって大きなメリットと言えるでしょう。ESUは、Windows 10のサポート終了日の約1年前、もしくは2024年後半頃からボリューム ライセンスで利用できるようになるとされています。

4-2. 技術サポートや個人ユーザーは対象?

ESUは、主にセキュリティアップデートを提供するためのプログラムであり、テクニカル サポートは含まれていません。ESUの主な目的は、サポート終了したWindowsバージョンに対して、セキュリティ上の脆弱性を修正することに特化しています。

もともとESUは企業や教育機関などの組織向けの有償サービスとして提供されていました。これは、大規模なIT環境において、新しいOSへの移行に時間がかかることを考慮しての措置です。しかし、個人ユーザーにも提供する計画が存在することが報じられています。また、Microsoft Learnでも以下のように記載されています。

ESUは有料プログラムであり、あらゆる規模の個人や組織に、サポート終了日を過ぎたWindows 10デバイスの使用をより安全な方法で拡張するオプションを提供します。

引用:Microsoft Learn「Windows 10用の拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラム」
引用日/2024/01/20

5. Windows 11の特徴

Windows 11の特徴

Windows 11には、これまでのWindowsにはなかったさまざまな機能が搭載されています。たとえば、直感的な操作、高速化、生産性向上などを実現しました。ここでは、Windows 11の特徴について具体的に解説します。

5-1. シンプルな使い心地

Windows 11は、使い心地がシンプルです。簡単な操作で素早く使いこなせます。

たとえば、ユニバーサル検索は、タスクバーの検索機能を選択するか、Windowsキー+Sをクリックし、探している内容を入力するだけで、Webやメール、ユーザーやファイルなど、さまざまなものの中から目当て情報を見つけ出せる機能です。また、音声認識を活用してPCを操作するアクセシビリティ機能もついています。

5-2. 生産性を向上できる

Windows 11には、デスクトップでファイルやフォルダなどを整理するDesktop Groups(デスクトップグループ)機能がついています。スナップアシストは、画面にあるものをスナップして整理する機能です。

さらに、Windows 11は、高度で多様な機能を備えるMicrosoft 365との相性も抜群です。ファイル共有、チャット、ミーティング、スケジュール管理など、業務に必要な機能を利用できます。また、デフォルトでTeamsのチャットボタンがタスクバーに置かれ、これをクリックするだけでTeamsを起動できるようになっています。

5-3. 安全性を維持できる

Windows 11は、起動した瞬間から全体を保護できます。ハードウェアと連携し、アプリケーション、データ、プライバシーなどを安全に維持するための多層防御が実装されている点が大きな特徴です。評価の高いアプリのみを実行する、スマートアプリコントロールという機能もついています。Microsoft Edgeでは、パスワードが侵害されていないかチェックすることも可能です。

また、Windows 10同様、Windows Hellowという機能で、顔認証や指紋認証など、生体認証を使い、より安全にアカウントにサインインすることができます。

5-4. Android™アプリが利用可能に

Windows 10までは、PCでAndroidアプリを利用する場合、仮想マシンの構築をする必要がありましたが、Windows 11からはデフォルトでAndroidアプリが利用できるようになり、仮想マシン構築の手間がかからなくなります。

6. Windows 11のシステム要件と確認方法

アップグレードできるかどうかは、システム要件によります。デバイスのスペックに依存するため確認が必要です。ここでは、Windows 11のシステム要件と確認方法について解説します。

6-1. Windows 11のシステム要件

Windows 11にアップグレードするには、ハードウェアが以下のシステム要件を満たしている必要があります。

項目 詳細
プロセッサ(CPU) 1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサ・SoC
Intelの場合:第8世代以降
AMDの場合:Zen2以降
メモリ 4GB以上
ストレージ 64GB以上
システムファームウェア UEFI、セキュア ブート対応
TPM
(トラステッドプラットフォームモジュール)
バージョン 2.0
ディスプレイ解像度 9インチ以上かつ8bitカラーの高精細(720p)
グラフィックスカード(ビデオカード) DirectX 12 以上(WDDM 2.0ドライバ)に対応

特に、プロセッサ(CPU)やTPMが重要であるため、よく確認しましょう。

6-2. アップグレード可否の確認方法

アップグレードが可能かどうかは、Windows Updateの画面でチェックできます。「設定」の「更新とセキュリティ」を表示すると、Windows 11へのアップデートに関する情報を確認できます。アップグレードできるなら「Windows 11の準備ができました」と表示されます。

Windows 11の要件を満たしていれば「このPCでWindows 11を実行できます」の文言が確認できます。PCがシステム要件を満たしていないと「このPCは現在、Windows 11を実行するための最小システム要件を満たしていません」と表示されるでしょう。表示されているメッセージによって、必要な対応が異なります。要件を満たしていないPCで無理にWindows 11をインストールすると、互換性の問題などが発生し、PC自体が正しく機能しなくなる、セキュリティ更新のプログラムを受け取れなくなるといった可能性がありますのでご注意ください。

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7. Windows 11へのアップグレード方法

Windows 11へアップグレードする場合、Windows Updateを利用する方法と、手動でアップグレードする方法の、2つの方法があります。Windows Updateを利用する場合は、画面の指示に沿ってアップグレードを実行しましょう。

手動でアップグレードを行う場合は、Windows 11インストールアシスタントをダウンロードした上で、実行する必要があります。なお、アップグレードする際は、念のためにデータのバックアップをとっておくと安心です。万が一アップグレードの実行中に予期せぬトラブルが発生した場合、端末内のデータがすべて消失する可能性があるためです。

また、誤ってシステム要件を満たさない端末でWindows 11をインストールしてしまった場合、以下の手順でWindows 10に戻すことが可能です。ただし、アップグレード後の10日間のみ利用できるオプションとなるため、注意しましょう。

1.「スタート」をクリック
2.「設定」をクリック
3.「システム」をクリック
4.「回復」をクリック
5.「復元」をクリック

8. Windows 11へ移行する際のポイント

Windows 11へ移行する際のポイント

Windows 11へ移行する際は、焦らず準備を整えた上で対応することが大切です。たとえば、検証やテストを行い、自社にとっての安全性を確認できるまではアップグレードしないほうがよいでしょう。また、アップグレードを従業員個人に丸投げするのではなく、会社側が率先して、スケジュールを組む、マニュアルを作成して展開するなどの準備を整える必要があります。

また、どの端末がアップグレードを完了しており、どの端末が未実行であるかなど、期日までに完了するよう、進捗管理などの体制もきちんと整えておきましょう。今のところアップグレードは無償で行えるため、慌てずに対応してください。

8-1. Windows 11へのアップグレード時に考慮すべき点

Windows 11へのアップグレードは、多くの新機能と変更点を考慮する必要があります。

ユーザーインターフェース(UI)が大幅に変更
  • indows 10から継続されている機能もあるものの、一部の機能は削除されたり、使い方が変わったりしています
  • たとえば、タスクバーは画面下部に固定されており、位置の変更ができなくなっています
  • また、Cortanaはタスクバーから削除され、別の方法でアクセスする必要があります
アプリケーションや周辺機器の互換性
  • Windows 11は、カーネル部分に大幅な変更がないため、Windows 10のアプリケーションの多くが互換性を持っていますが、それでも特定のアプリケーションやデバイスでの動作に問題が生じる可能性があります
  • 特に、ゲーム関連のアプリケーションなどでは不具合が報告されることもあるため、事前に対象アプリケーションの互換性を確認することが推奨されます
Internet Explorerが廃止
  • Internet Explorerが廃止され、Microsoft Edgeに置き換えられました。これにより、Internet Explorer専用のシステムやアプリケーションの対応が必要になる場合があります
  • Microsoft EdgeのIEモードを利用して一時的に対応することも可能ですが、長期的にはほかのブラウザへの移行を検討することが望ましいです
セキュリティ面でも強化が図られている
  • たとえば、スマートアプリコントロール機能が追加され、不審なアプリケーションの実行を事前にブロックできるようになりました
  • これにより、マルウェアや不審なマクロを含むファイルからの保護が強化されています

Windows 11へのアップグレードは、使い勝手の向上やセキュリティ強化などのメリットがあります。一方で、アプリケーションの互換性や操作感の変化などの事前確認もできるとよいでしょう。アップグレード後は、Windows 10へのロールバックが10日間可能なので、この期間を利用して新しい環境に慣れることができます。

まとめ

ビジネスにおいては、脆弱性をいかに排除するかが非常に重要です。サポートが終了したOSを使いつづけることは、ウイルス感染や個人情報の流出などの危険性を高めます。最悪の場合、企業の存続自体が難しくなる可能性も孕んでいると言えます。サポートが終了する前にバージョンアップやPCの買い替えを完了し、Windows 10のサポート終了タイミング以降も、安心してPCを利用できる環境を維持しましょう。

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