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Google Workspace ™とは?料金や機能・各ツールの活用事例

Google Workspace ™とは?料金や機能・各ツールの活用事例

2026年02月25日掲載
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。
Google Workspaceの概要、17の主要ツールの機能と活用事例、料金プランの違い、導入によって得られるメリットを解説

「社内のメールや資料が分散して管理しにくい」「ツールごとに操作方法が異なり業務効率が向上しない」「テレワーク環境の整備やセキュリティ対策に不安を感じている」といった状況は、多くの企業に共通する課題です。これらをまとめて解決できるのが、Googleが提供する法人向けグループウェア「Google Workspace」です。

当記事では、Google Workspaceの概要、17の主要ツールの機能と活用事例、料金プランの違い、導入によって得られるメリットを解説します。自社に合う使い方を理解することで、生産性が高まる働き方を実現できるでしょう。

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1. Google Workspaceとは

Google Workspaceとは、Google社提供の場所を選ばず使えるビジネス向けクラウド型グループウェア

Google Workspaceとは、Googleが提供するビジネス向けのクラウド型グループウェアです。GmailやGoogle カレンダー、Google ドライブ、Google Meet、Google Chat、Google ドキュメントなどの業務に必要なアプリケーションが、Googleのクラウドプラットフォーム上で統合的に提供されています。

インターネット環境があれば場所やデバイスを選ばずに利用でき、テレワークやハイブリッドワークといった柔軟な働き方を支える基盤として多くの企業で活用されています。また、組織の独自ドメイン(@company.co.jpなど)で利用でき、管理者による一元管理や高度なセキュリティ機能を備えている点も大きな特徴です。

1-1. G Suite・Google Appsとの違い

G SuiteやGoogle Appsは、Google Workspaceの旧名称です。Googleのビジネス向けサービスは、個別アプリの提供を中心とした「Google Apps」から始まり、その後、業務利用を意識したパッケージとして「G Suite」へ発展しました。さらに2020年10月、アプリ単体ではなく「人と人のつながり」や「コラボレーション」を軸に再設計され、「Google Workspace」へとリブランディングされています。

この背景には、メールやチャット、Web会議、資料作成など、さまざまなタスクを並行して進める現代の業務スタイルがあります。アプリ同士の垣根をなくし、1つの環境で完結できるよう統合を強化した点が、Google Workspace最大の特徴です。

2. Google Workspaceの17のツールと活用事例

Google Workspaceの各ツールは、単体で利用するだけでなく、互いにシームレスに連携することで真価を発揮します。ここでは、17の主要ツールを4つの役割に分類し、それぞれの機能と具体的な業務での活用事例を詳しく紹介します。

2-1. 【基盤】円滑な「コミュニケーション・時間管理」

チームの連携とタスク整理の要となる「コミュニケーション」の基盤ツールです。情報のやり取りを迅速化し、日程調整の手間を最小限に抑えます。

Gmail(ビジネスメール)

Gmailは、Google Workspaceに含まれるクラウド型メールサービスです。強力な検索機能、迷惑メールフィルタリング、スレッド形式での会話管理、ラベルによる柔軟な整理など、業務効率を高める多彩な機能を備えています。AIによる自動分類やスマート返信、スマート作成などの支援機能により、メール処理のスピードと正確性を向上させられます。また、Google カレンダーやGoogle ドライブ、MeetなどほかのGoogleサービスとシームレスに連携し、メールを中心とした業務フローをスムーズに構築できます。

【活用事例】
外出先での急ぎの返信が必要な際、AIが提示する「スマート返信」の候補から選ぶだけで、素早く返信を完了できます。また、問い合わせ対応などの繰り返し発生する業務では「テンプレート」機能を活用し、定型文を即座に呼び出すことで、作成時間を削減しながら返信の質を均一化できます。さらに、Geminiに「商談後のフォローアップメールを丁寧なトーンで作って」と依頼し、作成されたドラフトを微調整するだけで送信を完了させるといった、AIをフル活用したスピード感ある対応も可能です。

Google カレンダー(スケジュール管理)

Google カレンダーは、個人やチームの予定を効率的に管理・共有できるスケジュール管理ツールです。チームメンバーの予定を一目で把握できる共有機能に加え、会議室や備品の予約管理も同時に行えるため、社内の日程調整にかかる時間を大幅に削減できます。また、招待メールからワンクリックで予定を承認したり、ビデオ会議のリンクを自動発行したりといった連携機能も充実。モバイルアプリを利用すれば、外出先でも即座に最新のスケジュールを確認できます。

【活用事例】
「予約スケジュール」機能を活用することで、社外の顧客や取引先に対して、自分の空いている時間を公開し、相手に直接予定を入れてもらうことができます。これにより、メールでの「○月○日は空いていますか?」といった何度も発生する日程調整のやり取りをなくし、業務のスピードを加速させます。

Google ToDoリスト(タスク管理)

Google ToDoリストは、日々の業務で発生する「やるべきこと」をシンプルに管理できるツールです。Gmailで受信したメールをそのままドラッグ&ドロップでタスク化したり、Google カレンダー上に期限付きのタスクを表示させたりできます。スマートフォンからも手軽にアクセスできるため、場所を選ばずタスクの確認・更新が行えます。

【活用事例】
重要な依頼メールを受信した際、その場ですぐにToDoリストへ登録することで、対応漏れを確実に防げます。また、Google Chatのスペース内でメンバーにタスクを割り振ることも可能なため、チームプロジェクトの進行状況を可視化し、効率的な業務推進に役立ちます。

Google Chat(ビジネスチャット)

Google Chatは、迅速な意思決定と密接なコラボレーションを支えるビジネスチャットツールです。1対1のダイレクトメッセージはもちろん、プロジェクトごとに「スペース」を作成して、関連するトピックの議論、ファイルの共有、タスクの管理を一箇所に集約できます。Gmailの画面内から直接メッセージを送受信できるため、アプリを切り替える手間がなく、作業の中断を最小限に抑えられます。

【活用事例】
プロジェクト専用のスペースを作成し、そこにGoogleドライブ経由で最新の資料を共有することで、メンバー全員が常に最新の情報に基づいた議論を行えます。メールでは見落としがちな細かな確認事項も、チャットであればリアクション機能などを使ってクイックに回答でき、プロジェクトの停滞を防ぎます。

Google Meet(ビデオ会議)

Google Meetは、専用アプリのインストールなしで、ブラウザから安全に参加できる高品質なビデオ会議ツールです。最大数百人が同時に参加でき、画面共有やホワイトボード機能、挙手機能などを通じて、遠隔地からでも活発な議論が可能です。さらにBusiness Standard以上のプランでは、会議の録画やAIによるノイズキャンセル機能も利用でき、よりプロフェッショナルな会議環境をサポートします。

【活用事例】
社外の顧客との商談において、相手がGoogleアカウントを持っていない場合でも、共有したリンク(URL)をクリックしてもらうだけで即座に会議を開始できます。また、商談中に提案資料を画面共有し、顧客のフィードバックをその場で反映して認識のズレを解消することで、「持ち帰って修正版をメールする」といった往復の手間を減らし、商談をスムーズに進められます。

2-2. 【作成】チームで加速する「ドキュメント作成・共同編集」

日々の事務作業の中心となるテキストや数値ベースの資料作成ツールです。「ファイルを作ってメールで送る」手間をなくし、全員が一つの場所に集まってリアルタイムに仕上げるスタイルを実現します。

Google ドキュメント(文書作成)

Google ドキュメントは、オンラインで共同作業を行うために設計された高機能な文書作成ツールです。複数人が同時に一つのファイルを編集でき、誰がどの部分を修正しているかがリアルタイムで表示されるため、レビューや校正作業の効率が飛躍的に向上します。すべての変更履歴は自動的に保存され、必要に応じて過去の任意のバージョンに復元することも可能です。また、Geminiの力を借りて文章のドラフト作成や推敲を行うこともできます。

【活用事例】
会議の議事録を、参加者全員が同時に一つのドキュメントに入力することで、会議終了と同時に完璧な議事録を完成させられます。コメント機能を使って特定の箇所に質問や指摘を投げ、解決したら「解決」ボタンで整理していくフローにより、メールでのフィードバック待ち時間をなくせます。

Google スプレッドシート(表計算)

Google スプレッドシートは、データの収集、計算、分析、共有をクラウド上でシームレスに行える表計算ツールです。従来の表計算ソフトと異なり、常に最新のデータがオンラインで同期されるため、情報の不一致が発生しません。強力な関数やフィルタ機能に加え、Google フォームからの回答を自動集計したり、外部データと連携したりといった拡張性も備えています。Geminiによる数式の提案やデータ分析支援も、実務を強力にサポートします。

【活用事例】
全社やチームでの進捗管理表として活躍します。現場のスタッフがスマートフォンから数値を入力すると、即座に本部のスプレッドシートに反映され、最新の売上状況や在庫状況をダッシュボード形式で可視化。集計作業のために各担当者からファイルを回収する手間をゼロにします。

Google スライド(プレゼン資料)

Google スライドは、ブラウザだけで高品質なプレゼンテーション資料を共同制作・公開できるツールです。豊富なテンプレートや動画の埋め込み、アニメーション機能を備え、作成した資料はURL一つで簡単に共有できます。複数人での同時編集に対応しているため、営業担当が構成を作り、デザイナーが装飾を施し、上司がレビューするといった分業もスムーズ。常に最新版が共有されるため、発表直前の差し替えも確実です。

【活用事例】
社内の定例会議や外部向けセミナーの資料作成において、各担当者が受け持つスライドを各自で直接編集します。Geminiに対して「ドライブ内のこの資料を元に、新しい提案スライドの構成案を作って」と指示を出すことで、骨組みをAIに任せ、人間はメッセージの磨き込みに集中できます。

Google フォーム(アンケート・問い合わせ)

Google フォームは、専門知識がなくてもアンケートや問い合わせフォームを数分で作成できるツールです。ドラッグ&ドロップで質問項目を配置するだけで、PC、タブレット、スマートフォンのすべてに最適化されたフォームが完成します。収集された回答は自動的にグラフ化され、リアルタイムで集計結果を確認できるほか、スプレッドシートへエクスポートして詳細な分析を行うことも可能です。

【活用事例】
顧客からの問い合わせ窓口や、セミナー後のアンケート、社内での備品リクエスト受付、従業員のコンディション調査などに幅広く活用できます。回答があった際に管理者にメール通知を送る設定も可能なため、重要な顧客の声を逃さずキャッチし、迅速な対応へと繋げられます。

Google Keep(クラウド型メモ)

Google Keepは、日常の気付きやアイデアを、テキスト、リスト、写真、音声など多様な形式で素早く記録できるメモツールです。記録されたメモはすべてのデバイスで自動同期され、ラベルやカラーコードを使って整理・検索が可能です。リマインダー機能を設定すれば、指定した場所や時間にメモを通知させることもできます。また、メモした内容をそのままGoogle ドキュメントにエクスポートして、本格的な資料作成へと繋げる連携も強力です。

【活用事例】
移動中や現場での作業中に、スマートフォンの音声入力を使って気付いた点をメモします。会社に戻った際、そのメモをGoogle ドキュメントにワンクリックで変換し、そのまま報告書の骨子として活用することで、書き起こしの手間を省き、記憶が鮮明なうちに資料化を完了できます。

2-3. 【進化】AIと自動化による「業務効率化・DX」

最新のAI技術や動画制作、ノーコード開発を活用し、従来のオフィスワークの枠を超えて業務フローそのものを変革(DX)するためのツール群です。

Gemini for Google Workspace(生成AIアシスタント)

Geminiは、Google Workspaceの各アプリに深く統合された生成AIアシスタントです。Gmailでのメール文案作成、ドキュメントでの文章の続きや構成案の生成、スプレッドシートでのデータ構造の提案など、あらゆるシーンで業務をサポートします。対話型のGeminiアプリを使えば、複雑な情報の要約やブレインストーミングの壁打ち相手としても活躍します。企業レベルのセキュリティで守られているため、社内データが外部の学習に利用される心配もありません。

【活用事例】
「過去数カ月間の会議議事録を読み込んで、主要な課題を3つにまとめて」「この指示書を元に、顧客への謝罪メールの下書きを誠実なトーンで作って」といった指示により、数時間かかる情報整理やライティング業務を数秒で完了させ、生産性を劇的に向上させます。

Google Vids(ビデオ作成)

Google Vidsは、AIの力を借りて誰でもプロフェッショナルな業務動画を作成できる新しいツールです。特別な動画編集ソフトの知識がなくても、ドキュメントやプロンプト(指示文)を渡すだけで、AIが構成案、シーンの構成、ストックメディアの選定を支援してくれます。ナレーションの追加や編集もブラウザ上で簡単に行え、チームで共同編集しながら動画を仕上げることができます。

【活用事例】
新人研修用の教育ビデオや、新機能の社内向け紹介動画を自社で内製化します。スライド資料をVidsに読み込ませて、ナレーション付きの解説動画に変換することで、文字ベースのマニュアルよりも理解しやすく、記憶に残る情報共有が可能になります。

NotebookLM(AIリサーチ支援)

NotebookLMは、社内の膨大なドキュメントや資料を「学習データ」として読み込ませ、その内容に特化した質問や要約、分析を行えるAIリサーチツールです。一般的な生成AIとは異なり、自分が提供した信頼できる資料のみに基づいた回答を生成するため、正確性が高く、どの社内資料の情報を根拠にしているか引用元も明示されます。複雑なプロジェクト資料や過去の膨大な蓄積データから、必要なエッセンスを抽出するのに最適です。

【活用事例】
過去10年分の技術資料や社内規定をNotebookLMに読み込ませ、「この製品に関するトラブル対応の履歴を教えて」「現在の規定と新しい法律の差分は?」と質問することで、社内に存在するいくつもの文書やファイルをすべて確認することなく、必要な情報へ素早くたどり着け、根拠となる資料もあわせて確認できます。これらは、ナレッジの継承や意思決定の精度向上に役立ちます。

AppSheet(ノーコード開発)

AppSheetは、プログラミングコードを一行も書かずに、現場の課題を解決するモバイル・Webアプリを構築できるノーコード開発プラットフォームです。Google スプレッドシートやドライブ内のデータを「データベース」として活用し、ボタン一つで申請を行ったり、カメラでバーコードを読み取ったりするアプリを短時間で作ることができます。IT部門に頼らずに、現場の担当者が自ら業務をデジタル化することを可能にします。

【活用事例】
紙やExcelで管理していた「車両点検チェックリスト」や「日報」「備品在庫管理」を専用アプリ化します。現場でスマートフォンから入力すると即座にデータベースが更新され、一定の基準を超えると管理者にメール通知が飛ぶような自動ワークフローを構築し、アナログな業務を完全にデジタル化します。

2-4. 【管理】安全性と統制を支える「インフラ・ガバナンス」

企業の重要資産であるデータと、それを利用するユーザーを一元的に守るための「守り」のツールです。IT管理者による統制とセキュリティに特化しています。

Google ドライブ(クラウドストレージ)

Google ドライブは、あらゆる形式のファイルを安全に保存・共有し、デバイスを問わずアクセスできる高度なクラウドストレージサービスです。Googleの強力な検索技術により、ファイル名だけでなくファイルの中身まで検索して必要な資料を即座に特定できます。個人がファイルを所有する「マイドライブ」に加え、組織でファイルを所有・管理する「共有ドライブ」を活用することで、退職者や異動者が発生してもデータが消失せず、円滑なナレッジの引き継ぎが可能になります。

【活用事例】
社外とのファイルの受け渡しにおいて、従来の「パスワード付きZIPファイル(PPAP)」をやめ、権限設定された共有リンクを活用します。閲覧のみ、コメントのみ、といった細かいアクセス制御を施し、必要があれば後から権限を剥奪することも可能なため、誤送信による情報漏えいリスクを劇的に低減します。

Google サイト(社内ポータル作成)

Google サイトは、専門的なプログラミングやデザインの知識なしで、美しく使いやすいWebサイトを作成できるツールです。ドラッグ&ドロップでコンテンツを配置でき、Google カレンダー、ドライブ内の資料、地図、動画などをシームレスに埋め込むことが可能です。作成したサイトはスマートフォンやタブレットにも自動対応するレスポンシブ設計となっており、社内向けのポータルサイトやプロジェクト共有サイトとして活用できます。

【活用事例】
社内マニュアル、福利厚生の案内、総務への申請リンクなどを集約した「社内ポータルサイト」を構築します。情報の置き場所を一箇所にまとめることで、社員が「あの資料はどこにある?」と探し回る時間をなくし、社内の情報伝達の効率を最大化します。

Google 管理コンソール(一元管理)

Google 管理コンソールは、管理者がGoogle Workspaceのユーザー、デバイス、アプリ、セキュリティ設定をWebブラウザから一元管理できる強力なツールです。アカウントの追加・削除はもちろん、二段階認証の強制適用、外部共有の制限、モバイル端末の利用ポリシー設定など、組織のガバナンスを保つための詳細な制御をすべてここで行うことができます。

【活用事例】
社員が社給のスマートフォンを紛失した際、管理コンソールからリモートで端末をロック、あるいはデータの初期化(ワイプ)を実行することで、機密情報の漏えいを未然に防ぎます。また、監査ログを確認することで、「誰がいつ、どの機密資料にアクセスしたか」を把握し、インシデントの未然防止や事後調査に役立てることができます。

3. Google Workspaceの料金と機能

Google Workspaceには、利用人数や必要とするセキュリティレベルに合わせて、5つの主要プランが用意されています。

3-1. Google Workspaceのプラン比較

Google Workspaceの主要プランには、Gmailやカレンダー、ドキュメントといった基本機能が含まれています。プランによって異なるのは、主に「ストレージ容量」「ビデオ会議の機能」「管理・セキュリティの高度さ」「AI機能」の4点です。

プラン名 月額(1ID) ストレージ容量 主な機能
Google Workspace Business Starter 880円 30GB
  • ビジネスメール、カレンダー、ドキュメントなどの基本機能
  • Geminiによる基礎的なAI支援(メッセージ作成など)
  • 100人までのビデオ会議
Google Workspace Business Standard 1,760円 2TB Business Starterの全機能に加え:
  • 組織でファイルを所有・共有できる「共有ドライブ」
  • Geminiによる高度な実務支援(会議の要約や分析)
  • 150人までのビデオ会議、会議録画、ノイズキャンセル機能
Google Workspace Business Plus 2,750円 5TB Business Standardの全機能に加え:
  • 「Google Vault」によるコンプライアンス管理とデータ保持
  • 500人までのビデオ会議、高度なエンドポイント管理(端末制御)
Google Workspace Enterprise Standard 3,366円 5TB Business Plusの全機能に加え:
  • 300名以上の利用が可能(上限なし)
  • 「DLP(情報漏えい対策)」による機密情報の自動検知と保護
Google Workspace Enterprise Plus 4,378円 5TB Enterprise Standardの全機能に加え:
  • クライアントサイド暗号化などの最高峰セキュリティ
  • セキュリティ ダッシュボードによる詳細な分析機能

※表示の金額はすべて税込です。年契約の月払いの金額になります。
★ 最新の料金情報は、導入検討・見積相談フォームよりお問い合わせください。

関連ページ Google Workspace ™|料金

【プラン選定のポイント】

コスト重視なら「Business Starter」

基本的なメールやカレンダーが使えれば十分という、ごく小規模な組織に最適です。AI機能はチャットやメールの作成支援といった、基礎的なアシストに限定されます。

チームの生産性を高めたいなら「Business Standard」

組織でファイルを共有・所有できる「共有ドライブ」が利用可能になる、共同作業の定番プランです。Starterプランと比較してAI(Gemini)の活用範囲が劇的に広がる点が大きなメリットで、会議の自動要約や、ドキュメント・スプレッドシートでの高度な分析支援により、チームの実務スピードを格段に向上させます。

監査・コンプライアンスを強化したいなら「Business Plus」

退職者のデータ保持(Google Vault)や高度なモバイル端末管理など、組織的な統制とコンプライアンス対応を重視する成長企業に適しています。

大規模組織・最高峰の安全性を求めるなら「Enterpriseプラン」

利用人数が無制限になり、300名を超える組織に対応します。さらに、機密データの自動検知(DLP)や高度な分析レポート、最高水準の暗号化など、大規模組織の安全と成長を支えるための最上位の機能群を備えています。

3-2. Google Workspaceと無料の個人向けGoogleサービスの違い

では、Google Workspaceは無料Gmailなど個人向けのGoogleサービスとは何が違うのでしょうか。主な違いは、組織としての「管理性」「セキュリティ」「信頼性」にあります。個人向けの無料版はあくまで個人利用を前提としており、管理機能や統制が限定的であるため、組織的な利用や重要データの取り扱いには不向きと言えます。一方でGoogle Workspaceには、ビジネス利用に特化した以下の特長があります。

独自ドメインの利用個人の「@gmail.com」ではなく、自社のドメイン(例:@company.co.jp)をメールアドレスとして使用でき、対外的な信用を確保できる。
管理コンソールによる一元管理管理者がユーザーやアプリの利用権限を詳細にコントロール。入社・退社に伴うアカウント管理もスムーズ。
高度なセキュリティと保証二段階認証やシングルサインオン(SSO)に加え、99.9%の稼働率を保証するSLA(サービス品質保証)や、24時間365日のサポートが提供される。

4. Google Workspaceの導入メリット

Google Workspaceを導入することで、環境構築の手軽さ、円滑な情報共有、安全性の確保、AIによる生産性向上といった複数の利点を享受できます。ここでは、主なメリットを説明します。

4-1. 導入が簡単で運用負担も軽い

Google Workspaceはクラウドサービスとして提供されるため、サーバーの設置や保守といった物理的なインフラ管理が不要です。初期の各種設定やドメイン設定は必要になりますが、従来のオンプレミス環境と比べて導入・運用の負担は大幅に軽減できます。また、企業として必要な統制(機能制限や権限設定)は管理コンソールから柔軟にコントロール可能です。以下がその一例です。

【管理コンソールでできることの一例】

アプリの制御:利用サービスの一括管理部署やチームごとに、GmailやDrive、Geminiなどの各アプリの有効/無効を柔軟に切り替えできる。
アップデート:新機能リリース制御Google Workspaceのアップデートをすぐに適用するか、検証期間をおいてから組織全体に公開するかを選択可能。
共有ルール:高度な共有ポリシーに設定「社外へのファイル共有を禁止する」「特定の端末以外からのアクセスを拒否する」といった、情報取り扱いのルールを一括で設定可能。
セキュリティ:認証・デバイス管理パスキーや二段階認証によるログイン保護、万が一の端末紛失時のデータ遠隔消去などを一括で行える。

4-2. 社内コミュニケーションを向上できる

Google Workspaceは、メール、チャット、Web会議を用途に合わせて使い分けることで、情報伝達と意思疎通のスピードが各段に上がります。最大の特徴は、「ファイルをメールで送る」文化からの脱却です。

ドキュメントやスプレッドシートをチームで同時編集することで、「どれが最新版かわからない」といった混乱や手戻りを低減し、Google サイトでマニュアルを一元管理すれば、業務の属人化も防げます。

4-3. 強固なセキュリティが用意されている

高度なセキュリティで情報漏えいリスクを抑えた運用が可能

Googleが持つ世界水準のセキュリティ基盤を、追加投資なしでそのまま自社のセキュリティ対策として活用できます。特筆すべきは「AIを活用した自動防御」です。

GmailではAIが日々進化する迷惑メールやフィッシング詐欺を99.9%以上ブロックするなど、高度な脅威検知が標準で働きます。常に最新のセキュリティ技術で守られた環境を利用できるため、自社で複雑な対策を講じなくても、未知の脅威や情報漏えいリスクを最小限に抑えられます。

4-4. Gemini for Google Workspaceを使った業務効率化ができる

ツール切替なしでAIを活用でき、 業務迅速化と負担軽減を実現

Google Workspaceは、AIを業務の実務レベルで活用できる点が特徴です。

Gemini for Google WorkspaceはGmailやGoogle ドキュメントなどと統合されており、文章作成、要約、情報整理をAIエージェントとして支援します。 ツールを切り替えることなくAIの力を活用できるため、日常業務のスピード向上と作業負荷の軽減を同時に実現できるでしょう。

まとめ

Google Workspaceは、メールやスケジュール管理、ファイル共有、Web会議、チャット、AI活用などを1つの環境で完結できるビジネス向けグループウェアです。ツール同士がシームレスに連携することで、日常業務の効率化を促進します。

さらに、管理コンソールによる一元管理や強固なセキュリティ、Geminiによる業務支援により、安全性と生産性を両立できる点も特徴です。自社の規模や課題に合うプランを選び、実際の業務フローに取り入れることで、業務効率の向上や運用負担の軽減といった具体的な効果が期待できるでしょう。

Google Workspaceの導入をご検討の際は、KDDI まとめてオフィスへお気軽にご相談ください。

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※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。