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必要なセキュリティ対策をまとめて解決できる『UTM』とは?

ネットワークセキュリティ

必要なセキュリティ対策をまとめて解決できる『UTM』とは?

2017年02月08日

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日々悪質巧妙となるサイバー攻撃。企業ネットワークは常にサイバー攻撃の脅威にさらされています。これらに対抗するためには、ファイアウォールのみならず、IDS/IPSやアンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタリングなど総合的なセキュリティ対策が必要です。しかし、中小企業では複数の機能を導入・管理していくには、手間もコストもかさみ、大きな負担となります。そこで、今回は1台で複数のセキュリティ機能が含まれている『UTM』というサービスについてご紹介します。

目次

多様化する脅威から情報を守る『UTM』

『UTM』とは、1台に複数のセキュリティ機能が含まれているセキュリティ対策専用の装置です。必要なセキュリティ機能を1つのハードウェアにまとめたもので、『Unified Threat Management(統合脅威管理)』の頭文字から『UTM』と呼ばれています。インターネット接続と併せて利用する機器です。

これまでの連載でサイバー攻撃には多くの種類があることをご紹介してきました。今後も多様化していく脅威に対抗するには、アンチスパム、Webフィルタリングなどそれぞれのセキュリティ対策が必要です。しかし、これらを運用するための専門知識を持つ人材の確保やコストを考えると中小企業にとっては必要性を感じながらも負担が大きく、なかなか導入しにくいのが現状です。

そこで『UTM』です。ハードウェア1台に複数のセキュリティ機能が含まれているので、運用や管理の手間を少なくすることができ、導入しやすいのが大きなメリットです。また、セキュリティ対策のアップデートが自動で行われるので、『UTM』本体1台でネットワーク全体のセキュリティを最新の状態に保つことができます

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常に最新のセキュリティ対策!安心を陰で支える『UTM』

セキュリティ対策として『ファイアウォール』という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。中には、ファイアウォールがあるからほかにセキュリティ対策は必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。それでは、UTMとファイアウォールはどう違うのでしょうか。

ファイアウォールとは、外部のネットワークからの攻撃や不正なアクセスを防ぐもので、不正アクセスを検知した場合、自社のシステム管理者に通報します。これまでは、ファイアウォールを導入すれば高いセキュリティ効果が得られていました。
しかし近年、メールなどを使ったコンピュータウイルスなどサイバー攻撃の手口が多様化する中、ファイアウォールだけでは完全に守りきれない状況となってきました。アンチウイルスやアンチスパムなどさまざまな角度からセキュリティ対策を打たなければなりません。

これに対してUTMは、ファイアウォールの機能だけでなく、アンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタリングなど、ファイアウォールだけでは守れなかった多様化する脅威に対しても効果を発揮します。総合的に安心を陰で見守ってくれるのがUTMというわけです。

インターネット&UTMで安心の「まとめてUTM」

日々進化し多様化するウイルスに対抗し、総合的なセキュリティ対策を取るために登場した『UTM』。KDDIまとめてオフィスが提案する「まとめてUTM」は、インターネット接続とUTMをひとまとめにしたサービスです。インターネットの利用とUTMをセットにすることで、お得な価格で安心と高速なインターネット接続が実現します。

「まとめてUTM」は、機器・保守・ライセンスの3点でサービスを提供。KDDIの持つ高水準のバックボーンとNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光が結びつき、高速のインターネット接続環境が可能になるほか、企業のインターネット接続の用途に応じたプランを選択することができます。加えて、多様化するセキュリティの脅威へは、UTMで対応。インターネットの接続からセキュリティ対策までワンストップで導入できる点は、コストを抑えたい中小企業にとって大きなメリットになります。

次世代のファイアウォールとも呼ばれる『UTM』。セキュリティ対策に大きな負担をかけるのを避けたい中小企業にとって大きな力になってくれるのではないでしょうか。

次回予告

最終回となる次回は、企業が直面する情報セキュリティ面の課題について『UTM』がどのような対応が可能なのか分かりやすく解説します。

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