在宅勤務やテレワークなど新しい働き方が広がりつつある今、社内のコミュニケーションや情報共有・業務効率化のために会社用スマートフォンの導入、見直しを考えている企業も多いでしょう。
しかし、いざ会社用スマートフォンを選ぶとなると、何を基準に選ぶべきか、思わず迷ってしまうもの。そこで今回は、これら会社用スマートフォンを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントについてご紹介します。
目次
- 価格よりもココをチェック!会社用スマートフォン選び
- 会社用スマートフォンを『どう使うのか』?
- 会社用スマートフォンを提供する会社の『サポート体制』はどうか?
- 会社用スマートフォンに付随した『プラスαのソリュ―ション提供』はあるか?
- まとめ
価格よりもココをチェック!会社用スマートフォン選び
スマートフォンを選ぶ際、いうまでもなく価格は重要なポイントです。
でも、プライベートで使用するスマートフォンなら価格重視でも問題ありませんが、ビジネスで使う会社用スマートフォンとなると価格重視のみで選ぶことはおすすめできません。
以下、価格より先にチェックしたい、会社用スマートフォン選びの3つのポイントを具体的に紹介してきます。
会社用スマートフォンを『どう使うのか』?
「会社用スマートフォンをどう使のうか」という問題は、「スマートフォンで社内のどのような課題を解決したいのか」と同じ意味を持ちます。
業務課題の解決に役立つ適切なスマートフォンを選んで活用することで、企業が抱えていた業務効率化、生産性向上、社内コミュニケーションなどの業務課題の解決が期待できます。
そのため、まずは何のために会社用スマートフォンを導入するのか、その用途や目的を改めて明確にしましょう。
会社用スマートフォンを提供する会社の『サポート体制』はどうか?
次に着目したいのが、「会社用スマートフォンを提供する会社のサポート体制」です。
新しい機種の導入・運用にトラブルはつきもの。以下のようなオプションサポートがあると、スムーズかつ安全に会社用スマートフォンを導入、利用できます。
納品から使用開始までのサポート
会社用スマートフォンを導入・見直すにあたり、社員数が多ければ多いほど導入負担が大きくなります。そこで、納品から実際に使い始めるまでのサポート体制があると安心です。
例えば、基本設定やネットワーク設定、アプリケーションのインストール、セキュリティ設定といった『初期設定の代行サポート』があると、企業にとって会社用スマートフォンの導入や見直しのハードルが下がるのではないでしょうか。
日々の運用のサポート
端末の使い方やアプリケーションの活用方法など、日々の運用におけるスビーディーなサポート対応は重要なポイントです。
メンテナンスサポート
スマートフォンが故障した際のメンテナンスサポート。 具体的には、故障した端末の修理、修理期間中の代替機の貸し出しサポートがあると安心でしょう。
セキュリティサポート
「会社用スマートフォンを紛失した」「盗難にあった」といった際に懸念されるのが情報漏えいです。会社用スマートフォンではお客さまの個人情報や社外秘データなどを取り扱うため、万が一紛失や盗難に遭遇すると、取引先からの信頼を失うなど大きな問題に繋がりかねません。紛失・盗難した際に、遠隔でデータ削除や回線停止などのサポートが受けられる会社を選びましょう。
ちなみに『通信環境の改善サポート』も必ず確認したいポイントです。
通信環境はスマートフォンを快適に利用するための重要な要素のひとつ。オフィスの電波が悪いとき、速やかに訪問・調査を実施し、通信環境を改善するサポートがあればストレスなくスマートフォンを利用できます。会社用スマートフォンを導入する際、通信環境の改善サポートは標準(無料)サポートか、オプションサポートか、予め確認しておきましょう。
会社用スマートフォンに付随した『プラスαのソリュ―ション提供』はあるか?
会社用スマートフォンを有効活用するためには、クラウドサービスやチャットツール・スケジュール調整ツール、オンライン会議ツールなどのプラスアルファのソリューションが必要不可欠です。
特に在宅勤務やテレワークを導入している場合、これらのソリューションが社員同士のコミュニケーションをスムーズにし、業務の効率化につながります。
会社用スマートフォンの活用を広げてくれる"プラスαのソリューション"として、以下が挙げられます。
【Microsoft 365 with KDDI】
ビジネスに欠かせないOfficeアプリケーション
Microsoft 365 with KDDIは、スマートフォンからもMicrosoft Officeアプリケーションを利用できるサービスです。WordやExcel・PowerPointなどの業務に欠かせないツールを利用できるほか、50GB のメールボックスを備えたメールシステム、文書や資料などのファイルを保管・管理できるクラウドストレージ・社内SNS、在籍情報・グループチャットなどが備わっています。
また、Office 365を入れておけば、移動中に文書を作成・編集したり、商談などの際にスマートフォン端末で資料を見せてプレゼンをしたりも可能に。在宅勤務時以外の業務効率化にも役立ちます。
【Google Workspace(TM)】
世界中で利用されているGoogleのクラウド型グループウェア
Google Workspaceは、Googleが運営するクラウド型グループウェア。大容量のメールボックス・社員同士で共有可能なオンラインカレンダー・クラウドストレージ・ビデオ会議機能のGoogle Meet・ビジネス用SNS機能のChatなど、ビジネスに欠かせないさまざまなツールを利用できます。
【LINE WORKS with KDDI】
LINEと接続できる唯一のビジネスチャット
LINE WORKS with KDDIは、日本国内で幅広い世代に利用されているLINEのビジネス版です。通常のLINEと同様のトーク機能やビジネス用に使いやすいアドレス帳・社内の周知事項を掲載できる掲示板・メンバー間の予定を共有できるカレンダー・複数人での音声通話・ビデオ通話などが利用できます。また、「外部トーク連携」という機能を使えば、LINEユーザーや外部のLINE WORKSユーザーとトークも可能なため、より細やかなコミュニケーションが実現します。外部連携した際のセキュリティに関しても、ユーザー管理機能により担保できます。
まとめ
会社用スマートフォンの導入・見直しを検討するときに必ず押さえたい3つのポイントについてご理解いただけましたでしょうか。
まず大切なことは、業務課題の解決に向け会社用スマートフォンをどう使うべきかを明確にすること。そのうえで、導入・運用時のサポート体制が整っている会社を選びましょう。
スマートフォンとセットで利用できる各種ソリューションも提供できる会社であれば、なお安心です。会社用スマートフォンをより有効活用できるようになり、在宅勤務やテレワークの推進がさらに進むでしょう。
これから会社用スマートフォンの導入・見直しを考えている企業の方は、ぜひこの3点を念頭に置きながら検討を進めてみてください。
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