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Google Workspace ™ (旧 G Suite) の料金比較|機能やプラン選びのポイントを解説

Google Workspace ™ (旧 G Suite) の料金比較|機能やプラン選びのポイントを解説

2022年12月19日掲載(2023年11月01日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

google workspace 料金

「Google Workspace ™ (旧 G Suite)」はGoogle社が提供するビジネス向けのグループウェアです。プランによって料金が異なるため、どれを使えばよいのか迷っている方も多いでしょう。この記事では「Google Workspace (旧 G Suite)」の料金プランや基本機能、プランの選び方などを解説します。

目次

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Google Workspace ™ (旧 G Suite)の料金プラン

「Google Workspace (旧 G Suite)」は、大きく分けると4つのプランがあります。1ユーザーごとに月額料金が設定されており、プランによってビデオ会議の参加人数や搭載されている機能が異なります。なお、金額は、Googleの公式サイトに掲載されている202211月時点のものです。

参考:ビジネスアプリとコラボレーション ツール|Google Workspace

グループウェアの導入に関するご相談は KDDI まとめてオフィス にお気軽にお問い合わせください。

Business Starter(ビジネススターター)

「Business Starter」は、料金が月額748円×利用ユーザー数となっており、最大300人まで利用できます。ビデオ会議参加可能人数は100人までですが、ビデオ会議の録画はできません。ストレージ容量は30GBです。試しに「Google Workspace (旧 G Suite)」を使ってみたい企業や小規模企業向けのプランです。

Business Standard(ビジネススタンダード)

「Business Standard」は一般的なプランで、料金は月額1,496円×利用ユーザー数となっており、最大300人まで利用できます。ビデオ会議の参加可能人数は150人、ストレージ容量は2TBです。ビデオ会議の録画、共有ドライブの利用が可能と機能面も強化されています。チームでファイルを共有し、編集したい場合などにも便利です。

Business Plus(ビジネスプラス)

「Business Plus」はさらに上位のプランで、料金は月額2,244円×利用ユーザー数となっており、最大300人まで利用できます。ビデオ会議への参加可能人数が大幅に増加していて、500人まで参加可能です。ストレージ容量は5TBあり、高度なセキュリティや管理機能も利用できます。

Enterprise(エンタープライズ)

「Enterprise」は大企業向けのエディションで、それぞれの企業に合わせた柔軟な機能や強化されたセキュリティを搭載できます。料金は明記されていないため、利用を検討する場合はKDDIまとめてオフィスまで問い合わせしましょう。

ビデオ会議への参加可能人数はビジネスプラス同様500人までですが、ノイズキャンセリングや出欠状況確認といった機能の追加により、使い勝手が向上しています。保存容量は必要に応じて追加でき、利用可能人数に制限はありません。

グループウェアの導入に関するご相談は KDDI まとめてオフィス にお気軽にお問い合わせください。

Google Workspace ™ (旧 G Suite)の機能

「Google Workspace (旧 G Suite)」にはどのような機能があるのでしょうか。詳しい機能を解説します。

基本機能

まずは、「Google Workspace (旧 G Suite)」に搭載されている基本的な機能について解説します。

Gmail(ビジネス用メール)

Gmail は、独自ドメインが利用できるビジネス用メールとして提供されています。独自ドメインが使えるため他社との差別化につながり、広告なしで利用可能です。

Google Meet(音声・ビデオ会議ツール)

Google Meet は、複数人で利用できるビデオ会議ツールです。利用しているプランによって参加可能人数が制限され、最大で500人まで参加できます。社外の人も参加できるため、商談や打ち合わせなどへの利用も可能です。

Googleドライブ

Googleドライブ は、Officeファイルや画像、動画などをクラウド上で保存・管理できるツールです。「Business Standard」からは共有ドライブの利用が可能で、保存容量はプランによって異なります。

Google Chat

Google Chat は、Googleが提供するチャットツールです。テキスト以外にファイルの送受信もできるチャットツールのため、ビジネスシーンで役に立ちます。社内のコミュニケーションツールとしても便利です。

Googleカレンダー

Googleカレンダー は、スケジュール管理ができるツールです。自身のスケジュールだけでなく、社内やチーム内の人のスケジュールを共有できる特徴があり、予定変更があった際もすぐに共有できます。

Googleドキュメント・スプレッドシート・スライド

それぞれ、Word・Excel・PowerPointという officeソフト に対応したツールです。これらのツールでは、クラウド上で文書などの作成やファイル・データを管理するため、複数人での同時編集や共有などが可能です。

Google Keep(メモツール)

Google Keep はクラウド上で管理できるメモツールです。クラウド上で管理できるため、インターネットがつながればどこからでも簡単にアクセスできます。リマインダー機能やラベル編集機能などもあり、タスク管理ツールとしての利用も可能です。

Googleフォーム

Googleフォーム はアンケート作成ツールです。アンケート結果はGoogleスプレッドシートに自動集計されるため、集計作業を効率化できます。社内のデータ収集や社外向けのアンケートなどにも対応可能です。

Google Jamboard

Google Jamboard は、電子ホワイトボードとして利用できる機能です。専用の端末が必要なく、パソコン(PC)やタブレットなどのデバイスから利用できます。クラウドで管理するためリアルタイムでの情報共有が可能です。

Google Sites

Google Sites は、サイトを共同で作成できる機能です。プログラミングやデザインなどの専門知識が不要で、直感的にサイト作成が行えます。 Googleドキュメント や Googleドライブ などとの共有も簡単です。

上位プランの機能

続いて「Google Workspace (旧 G Suite)」の上位プランに搭載されている機能を紹介します。

Google Vault

メールやチャット、ドキュメントの記録を管理できるツールです。ユーザーが削除した情報の検索などもできるため、内部監査の差異にも役立ちます。セキュリティ強化やコンプライアンスの強化などにも有効なツールです。

AppSheet

アプリケーションをノーコードで作成できるツールです。高度なプログラミングなしで簡単にアプリを作成できます。「Enterprise」エディションで利用できる機能ですが、単体で購入することも可能です。

Assured Controls

「Enterprise」エディションで追加料金を支払うことで利用できる機能です。アクセス制限ができるアドオンでセキュリティ強化に役立つため、機密性の高い情報を扱う場合にも向いています。

グループウェアの導入に関するご相談は KDDI まとめてオフィス にお気軽にお問い合わせください。

【プラン別】Google Workspace ™ (旧 G Suite)の料金・機能比較表

以下は「Google Workspace (旧 G Suite)」のプラン別料金や機能の一覧表です。月額料金やストレージの容量、利用できる機能に違いがあるため、自社の使い方を想定して最適なプランを選びましょう。

Business Starter

Business Standard

Business Plus

Enterprise Standard

月額料金/1ユーザー(税込)

月額748円(税込)

月額1,496円(税込)

月額2,244円(税込)

要問い合わせ

ストレージ容量

30GB

2TB

5TB

必要に応じて拡張可能

共有ドライブ

×

ビデオ会議参加可能人数

100人

150人

500人

500人

ビデオ会議ノイズキャンセリング

×

ビデオ会議の録画

×

ビデオ会議の出欠状況確認

×

Gmail

Googleカレンダー

書類編集ツール

Google Chat

App Sheet

×

×

×

Google Vault

×

×

×

グループウェアの導入に関するご相談は KDDI まとめてオフィス にお気軽にお問い合わせください。

Google Workspace ™ (旧 G Suite)のプラン選びのポイント

「Google Workspace (旧 G Suite)」のプラン選びでは、以下に挙げる4つのポイントを意識しましょう。

用途と機能

「Google Workspace (旧 G Suite)」を選ぶ際には、何を目的として導入するのか、自社の課題は何なのかなどを明確にすることが重要です。用途によって必要な機能は異なります。そのため、どのような使い方をするのか、導入目的などがわからないと適したプランは選べません。用途を明確にし、必要な機能が搭載されているプランを選びましょう。

利用する人数

「Businessエディション」の場合は、利用可能人数が300人までです。企業規模によっては300人で十分というケースもありえますが、企業規模が大きい場合には300人では足りないでしょう。「Enterpriseエディション」は利用可能人数の制限がないため、企業規模が大きい場合は「Enterpriseエディション」が向いています。

料金

プランによって1ユーザーごとの料金は異なります。そのため、予算に応じてプランを選ぶことも大切です。また「Google Workspace (旧 G Suite)」には14日間の無料使用期間もあります。そのため、実際に使ってみて搭載されている機能が使いこなせるかどうか、必要な機能が揃っているかどうかなどを確認するとよいでしょう。

ストレージ容量

ストレージ容量が最も低い「Business Starter」でも、1ユーザーあたり30GBと十分な容量があります。ただし、企業規模や扱うデータ量によっては、データ容量が足りないケースもあるでしょう。自社で取り扱うデータ容量が30GB以上になると予想される場合には、上位プランを選んだほうが安心です。

グループウェアの導入に関するご相談は KDDI まとめてオフィス にお気軽にお問い合わせください。

Google Workspace ™ (旧 G Suite)を活用するメリット

「Google Workspace (旧 G Suite)」を活用することで得られる3つのメリットを解説します。

安全に情報管理ができる

「Google Workspace (旧 G Suite)」は、セキュリティが充実しています。そのため、セキュリティレベルの高い安全な状態で情報の共有や管理が可能です。クラウド上で管理できるため、デバイスや場所を問わず安全にアクセスできる点もメリットです。

情報共有・共同編集が容易になる

「Google Workspace (旧 G Suite)」は、クラウド上で情報管理や文書作成などができるツールが多いです。リアルタイムでの情報共有が可能となるため、複数人での共同編集もスムーズに行えます。

社内のコミュニケーションを円滑化できる

Gmail やチャットツール、ビデオ会議などのコミュニケーションツールが揃っている点もメリットです。社内のコミュニケーションがスムーズになるほか、社外とのやり取りもしやすく、働き方改革や生産性向上につながります。

グループウェアの導入に関するご相談は KDDI まとめてオフィス にお気軽にお問い合わせください。

まとめ

「Google Workspace (旧 G Suite)」は、さまざまな機能が揃っているビジネス向けのグループウェアです。大きく分けると4つのプランがあり、プランによって料金や機能が異なるため、自社の企業規模や利用用途などを考慮して自社にあったプランを選びましょう。

KDDI まとめてオフィス では、KDDIが長年培った高品質でセキュアな通信を軸として、スマートフォン(スマホ)・PCなどのデバイスと、クラウド・セキュリティなどのITソリューションで、顧客の問題を解決に導きます。さまざまな課題に対して最適なソリューションをワンストップで提供でき、グループウェアの導入もサポートできます。

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