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テレワーク化するならばIP-VPNがおすすめ!その理由とは?

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テレワーク化するならばIP-VPNがおすすめ!その理由とは?

2021年08月26日

VPN接続でテレワークしている様子

テレワークを検討するにあたり、通信環境やその導入方法については大きな課題です。安全性の高いテレワークにはVPNがよいとされていますが、理由や仕組みを理解したうえでテレワーク化を進める必要があります。

この記事では、テレワークを検討する際に選択すべきVPNについて解説し、導入するメリットや構築時のポイントも紹介しています。

目次

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テレワークとは?VPNとの関連は?

テレワークとは、時間・場所にとらわれない働き方を指し、リモートワークとも呼ばれています。

コロナ感染症対策、コスト削減や柔軟な働き方が実現できる一方で、社外での勤務が前提となるため、通信環境の整備やセキュリティ対策が必須になります。しかし、VPNを使用することで、どのような場所からも社内LANに接続ができ、安全性を保ちながら低コストでの運用が可能です。

テレワークの方法には「リモートデスクトップ方式」「仮想端末方式」「クラウドアプリ方式」「会社PC持ち帰り方式」といったパターンがあり、インターネットの使用が一般的です。

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職場にある端末を遠隔操作するリモートデスクトップ方式

リモートデスクトップ方式とは、社外のパソコン・タブレット等からインターネットを利用して、職場にある端末を遠隔操作する方法です。社員が使用するそれぞれのPCに専用のソフトウェアや認証キーが必要になります。

仮想端末を操作する方式

仮想端末を操作する方式は、社内のサーバーから提供される仮想端末にインターネットを利用してログインし、操作する方法です。データは社内にのみ保存されるため、情報漏えいのリスクを減らせます。

クラウドアプリを利用する方式

クラウドアプリ方式は、クラウドサーバー上にあるアプリケーションにアクセスする方法です。場所や端末にかかわらず、同じ環境で作業ができます。データもアプリ内に保存できるため情報の一元管理が可能です。

会社のパソコンを自宅に持ち帰りテレワーク端末として利用する方式

会社のパソコンを自宅に持ち帰り、テレワーク端末として利用する方法もあります。VPNを経由して社内LANに接続するため、テレワーク環境であっても社内のシステムやデータにアクセスが可能です。

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各テレワークのパターンのメリットとデメリットについて

テレワークのパターンについてメリットとデメリットを確認しましょう。

テレワークのパターン

メリット

デメリット

リモートデスクトップ方式

・低コストで、導入しやすい
・端末を選ばずに接続・利用ができる

・社内端末の電源を入れておく必要がある
・端末の紛失・盗難で情報漏えいのリスクが高い

仮想端末方式

・情報漏えいのリスクが低い
・パソコンの一元管理が可能

・専用サーバー設置に初期コストがかかる
・サーバーが停止した場合、業務に支障が出る

クラウドアプリ方式

・低コストで導入が可能

・データへアクセスしやすいため、情報漏えいのリスクが高い

会社PCの持ち帰り方式

・社内と同じパソコンが使用できる
・すべての社内システムが利用できる

・端末の紛失・盗難で情報漏えいのリスクが高い
・VPN装置の導入が必要

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テレワークにおいてVPNは必須(そもそもVPNとは?)

4つのテレワークについて紹介しましたが、情報漏えいや不正アクセスなどセキュリティ面を考えると、VPNの導入は必須であると考えます。ここからは、VPNについての解説と必要性についてお伝えします。

VPNとは?

VPNとは、特定の人だけが利用できるプライベートネットワークを構築する仕組みです。「Virtual Private Network」を略したもので、仮想的な専用線という意味があります。インターネット上に安全性の高い仮想的なネットワークを作り、距離が離れているLAN同士を接続する技術やサービスのことです。VPNがあれば、社外や自宅など会社以外の場所にあるパソコンから会社のファイルサーバーへアクセスすることができます。

インターネットVPNとIP-VPNの違い

VPNは「インターネットVPN」と「IP-VPN」の2つに分かれます。インターネットVPNはインターネットを利用したVPNです。コストは抑えられますが、回線の混雑等により速度が低下する場合があります。一方、IP-VPNは「閉塞網」と呼ばれるネットワークを使用することで、高い回線品質で利用できる点がメリットです。

リモートアクセスとの違い

リモートアクセスは「社外から社内のPCに接続する」というように、別の場所から端末を遠隔操作する際に使用されます。「仮想専用線」とも呼ばれるVPNは、ネットワーク、あるいは通信回線自体を意味し、リモートアクセスと同じ意味ではないため注意しましょう。

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インターネットVPNのメリット

インターネットを利用して構築するインターネットVPNなら、地方支社などの遠隔地でも仮想的にLANでつなぎ、社内のコンピュータにアクセスが可能です。通常のインターネット接続では情報漏えい等のリスクが高くなりますが、VPNなら社内と同様の安全性を確保できます。しかも、ルーターを設置すれば導入できる手軽さも魅力です。

インターネットVPNの落とし穴

インターネットVPNの注意点として、使用者がVPNへログインせずにインターネットを使用してしまう可能性があります。インターネットには問題なく接続できるため、VPNへもログインできていると思い込んでしまうためです。これを防ぐには、VPNにログインしなければインターネットに接続できないように、経路制御をかけるとよいでしょう。

VPNを利用しない場合のリスクの例

VPNを利用しない場合、以下のようなリスクが考えられます。

・データ漏えい

・マルウェア感染

・ログ取得漏れ

ネットワークの入り口となるゲートウェイを通さないため、インターネットへ情報が流出する危険性があります。反対に、インターネットからマルウェアに感染するリスクも高まるでしょう。テレワーク端末の操作が把握できない恐れもあります。

情報漏えいリスク

VPNでリスクが低減されるとはいえ、完全ではありません。VPN機器の脆弱性を加味しないと、セキュリティ事故につながる恐れがあります。セキュリティ機関から発信される最新の情報に注意を向け、アップデート等の対応が必要です。

公衆Wi-Fiの利用も気をつけましょう。とくに無料Wi-Fiの多くは、通信が暗号化されていないため内容を傍受される危険性があります。

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IP-VPNのメリットとデメリット

閉じたネットワークで高い通信品質が望めるIP-VPNは、多くの企業で利用されていました。ここでは、IP-VPNのメリットとデメリットについて、それぞれ解説します。

IP-VPNのメリット

IP-VPNの最大のメリットは、セキュリティレベルの高さです。閉域網を利用しているため、不正アクセスやマルウェア感染等のリスクを極限まで低減できます。さらに通信速度が高速でエラーも少なく、安定した通信が保証されている点も魅力です。通信事業者が提供するプランも幅広く、自社に合ったVPNを選択できます。

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IP-VPNのデメリット

IP-VPNの導入には、時間と高いコストがかかります。アクセス回線使用料やIP-VPN網使用料が必要で、インターネットVPNよりも高額です。プロトコルがIPのみである点もデメリットと言えますが、広域イーサネットを利用することで、さまざまな通信方式を構築できます。

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VPN環境を構築する際のポイント

VPNの特徴やメリット・デメリットを理解できたなら、自社に最適なテレワーク環境やネットワークの構築を考えていきましょう。VPN環境を構築する際に押さえておきたい、3つのポイントについて解説します。

クラウドサービスを導入する

クラウド型VPNサービスの導入を検討しましょう。可用性や柔軟性の向上、導入期間短縮、コスト削減、業務効率化といったメリットがあります。政府が、クラウドサービスを第一候補とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を提言していますが、企業にも通じる考え方です。利便性が高い機能・サービスも増え、より安全なVPNの利用が可能になっています。

参考:政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針(案)概要

セキュリティ対策をしっかりと行う

VPNの導入だけでセキュリティ対策が万全になるわけありません。テレワーク端末には、ウィルス対策ソフトのインストールやパスワードロックの設定を行いましょう。不審なメールの添付ファイルは開かないなど、個々の意識向上とルールの徹底も重要です。情報漏えいは、企業の信用やイメージにかかわります。VPNを過信しないことが大切です。

テレワークにおける『セキュリティ対策特集』はこちら

VPNの基本知識を身につける

VPN導入の前に基本知識を身につけておきましょう。社内で起こりうるトラブルへの対策を講じておくとスムーズに対処できます。同時接続する端末数や時間を把握・調整することで、回線の遅延や不安定化を防げます。トラブルが起きた際のマニュアルやセキュリティポリシーの制定も大切です。事前に社内の情報を収集し、必要な機能などを精査しておくと、導入後の運用がスムーズに行えます。

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まとめ

テレワークにはさまざまな形がありますが、どのパターンでも接続環境の整備やセキュリティ対策は不可欠です。VPNの特徴をよく理解し、自社に合ったネットワーク構築を行いましょう。

KDDI まとめてオフィスでは、ブロードバンドからモバイルまで、多彩なアクセス回線に対応し、あらゆる環境からIPネットワークでアクセスが可能です。IP-VPNなら、出張先や移動先からも社内イントラネットにリモートアクセスが実現できます。

おすすめのIP-VPN紹介

KDDI IP-VPNは、法人・ビジネス向けのイントラネット構築サービスです。コア技術にMPLS (Multi-Protocol Label Switching) を利用し、セキュアで高品質・経済的なネットワークを提供します。アクセス回線が豊富であるため、ニーズに応じた接続メニューが選択でき、国内・国際・モバイル・インターネットなど、あらゆる環境で利用が可能です。

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※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。