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コロナ禍を受け不動産業界で進む"オンライン化"推進のカギは会社用スマートフォンにあり!?

コロナ禍を受け不動産業界で進む"オンライン化"推進のカギは会社用スマートフォンにあり!?

2021年01月14日掲載(2023年11月02日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

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多くの企業がコロナ禍により新しいビジネススタイルとしてオンライン商談・対応を推し進めるなか、不動産業界ももちろん例外ではありません。むしろ、コロナ禍により"物件を内見しないまま契約する"ケースも増えつつあるなど、従来の営業スタイルが大きく変化しつつあります。

このオンライン化に欠かせないツールのひとつが、会社用スマートフォンです。この記事では不動産業界のオンライン対応におけるスマートフォンの活用についてご紹介します。

目次

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物件探し、内見、契約。すべてオンラインで完結する時代へ

今や不動産・物件探しにインターネットを活用するのは、当たり前の時代。2018年には住宅購入者の大多数といえる90%以上が「不動産探しにおいてインターネットを活用した」と回答しており、自らネット上で必要な情報を収集しています。

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2017年『不動産ビジョン2030』国土交通省より (4.7MB)

(※上記リンク先: https://www.mlit.go.jp/common/001287963.pdf )

以前、お客さまはインターネットで目星をつけた物件情報を確認するために不動産会社へ来店されましたが、withコロナの今、来店せずに『オンライン内見』や『オンライン商談』を求めるケースが増えています。

また、「直接出向くことができないからこそ、物件の隅々までしっかり確認したい」「自分が気になったタイミングで、物件について気軽に質問したい」という声もあります。

コロナ禍によって、お客さまの不動産探しにおけるニーズは変化しています。

この新たなニーズにどれだけ柔軟かつスピーディーに対応できるかが、不動産会社にとって他社との差別化やサービスの向上につながるはずです。

オンラインをベースとしたお客様の多様なニーズにお応えするために、まずはスマートフォンの有効活用から検討してみてはいかがでしょう。

スマートフォンによる細やかなコミュニケーションで

お客さまの「見たい!」「知りたい!」をしっかりサポート

従来、物件情報などの紙資料はお客さまが来店した際、直接手渡ししていましたが、電話によるオンライン商談が進む今、資料の送付もメールやSNSで対応してほしいというお客さまが増えています。中には電話による商談も好まず、SNSのみで連絡を求められるケースもあります。

【スマートフォンをこう活用!】

そこで活用したいのが、会社用スマートフォンです。

物件情報となる紙資料や物件写真は、メッセージアプリやSNSを使えば、お客さまへ即送付・共有することができます。

また、直接内見できないこともあり、お客さまもふとした際に物件の細かな仕様や造形が気になるケースが多いようです。

その際、不動産会社がメッセージアプリやSNSを活用していれば、お客さまにとっても便利なはず。例えばクローゼットの中の様子、玄関横のスペースの広さ、物件周辺の夜の景色など、お客さまは「あれって、どうなっているの?」と気になったタイミングで即、メッセージアプリやSNSで気軽に質問を送ることができます。

わざわざ電話をかけて確認するのは面倒ですが、スマートフォンから質問を送るだけなら簡単。不動産会社にとっても、タイミングによっては話ができない電話より、メッセージアプリやSNSで質問を受け付けるほうが効率的な対応が実現し、ひいてはこの細やかなコミュニケーションの積み重ねにより物件成約率アップも期待できます。

POINT

  • 物件情報・写真もスピーディーに送付
  • メッセージアプリやSNSで細やかなコミュニケーションが実現

スマートフォンで撮影した物件画像を会社へ送信・サイトへ登録

現場でできる業務を増やすことで、従業員の業務負荷を軽減

不動産業界でオンライン化が進めば、社内の業務負荷を軽減することも可能です。

不動産会社は支店当たりの従業員数が少ないわりに、物件オーナーへの訪問や物件確認など外出を伴う作業が多いのが実情です。物件撮影ひとつを例にとっても、撮影後、一度会社に戻り画像をパソコンへ取り込むなど、非効率的な動きが常態化しています。外出時にノートパソコンで画像登録を行うこともありますが、作業スペースや電源を確保できるかがネックになっています。

【スマートフォンをこう活用!】

そこで外出時の作業をスムーズにするために活用したいのが、会社用スマートフォンです。

スマートフォンの内蔵カメラで撮影した物件画像を社内へ送付・共有、代わりにサイトへ登録してもらいます。

これまでデータのやり取りのために帰社していた時間を有効活用できるだけでなく、不動産情報交換システムや民間の不動産情報サイトへの物件登録もよりスピーディーに対応できるようになります。

また、従業員にとってもプライベートで使い慣れたスマートフォンをビジネスツールとすることで、違和感なく使いこなすことができるでしょう。

POINT

  • 物件撮影から情報共有、サイト登録まで、スピーディーに対応
  • 従業員が使い慣れたスマートフォンだから、操作性も問題なし

さいごに

コロナ禍で世の中の営業形態が大きく様変わりしています。

中でも各社、オンラインを活用した非対面対策を推し進めており、この動きはコロナが収束した後も新しい営業スタイルとして根付きそうです。

世の中の変化とともに、お客さまの要求も変化している今。まずは、オンライン対応の第一歩として会社用スマートフォンを有効活用することで、お客さまの多様なニーズに迅速に応えられる細やかなコミュニケーションを実現しましょう。

詳しくは、下部の資料でも解説しています。

【スマートフォン『全社活用』のススメ 不動産業・運輸業編】

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